キャリア

2023.12.12 14:30

質問への答えではなくストーリーを練習、内向的な人が採用面接に臨むため5つの助言

3. アクシデントが起きたときに、落ち着いて対応できるよう準備する

面接会場に向かう途中で渋滞につかまったり、面接中にネット接続が切れてしまったりするかもしれない。会社側の都合で、開始が遅れたり、予定より早く始めたいと言われることもあり得る。面接当日には、自分のせいではなくても動揺してしまうような問題が起こりがちだ。

面接当日のルーティンを決めておくのと同様に、遭遇しかねない問題や当惑に対処する方法についても、事前に考えておこう。不安に襲われたときに落ち着けるように、深呼吸の練習をしておこう。面接でメモを取るためのノートに、自分を鼓舞する名言を書き留めておこう。面接当日、自分に常に言って聞かせられる励ましの言葉を用意しておこう。「大丈夫、私ならできる!」といった、勇気のわくものがいい。

4. 「質問への答え」ではなく「ストーリー」を練習する

採用面接に向けた準備として、「よく聞かれる質問」への答えを考えておこうと必死になる人があまりにも多い。しかし、想定される質問が多すぎて、すべてに答えを用意することはできないはずだ。内向的な性格の人は、答えに詰まると(あるいは、答えられないかもしれないと思うだけでも)、さらなる不安に襲われてしまうだろう。

そこで、想定される質問への答えではなく、自分が積み重ねてきたキャリアに関するストーリーや事例を語る練習をしよう。面接官から聞かれそうな質問は数限りないが、自分の特性やスキル、専門知識をアピールするストーリーなら、それほど多くないはずだ。

そうしたストーリーを語る練習を重ねて、完璧に話せるようにしておこう。面接で質問されたら、その答えとして適切であると同時に自分を採用すべき最高の根拠となりそうなストーリーは何か、考えよう。

面接で聞かれることはすべて、「我々はなぜあなたを雇うべきなのか」という質問を言い換えたものだ。自分の実績をはっきりと提示できるよう、まとめておこう。

5. 本番に向けて、「通し稽古」をする

自分についてのストーリーをリストアップしただけで満足してはいけない。それを声に出して話す練習が必要だ。舞台俳優は本番前に通し稽古を行なう。それと同じように、仕事を探している人も、採用担当者の経験をもつ人を相手に模擬面接を行なったほうがいい。

こうした模擬面接は、実際の場面にできるだけ近づけて、面接というものに慣れるようにしよう。また、面接当日のルーティンや、アクシデントが起きたときに落ち着いて対応するためのテクニックについても練習してみて、その効果を確認することもできる。

内向的な人は、面接だけでなく、就活の他の側面についても対応方法を考えておこう

採用面接は、就職活動におけるひとつのステップに過ぎない。そもそも面接へとこぎつけるためには、人脈をつくって情報を収集したり、紹介してもらったり、非公開求人に応募したりすることも不可欠だ。勤務条件の交渉も、(会社側は難色を示すかもしれないが、)自分にふさわしい希望の職に就く上では欠かすことができない。

さらに、影響力や存在感につながるリーダーシップの力をつけ、注目される存在になることは、転職を重ねてキャリアアップしていく上で非常に重要だ。

forbes.com 原文

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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