Forbes JAPAN 創刊!
Forbes JAPAN創刊号の表紙は、故・出井伸之と、当時ウェアラブルデバイスを手がけていた野々上仁。勢いのある若い世代とエスタブリッシュメントの新旧融合をテーマにスタートした。
scroll
『Forbes JAPAN』は2014年8月号の創刊以降、10年以上に渡り、グローバルを舞台に活躍し、世界的に著名な経営者、起業家、投資家、有識者に数多く取材をしてきた。彼ら・彼女らのへの取材の軌跡と「起業家ランキング」「スモール・ジャイアンツ」「30 UNDER 30」といった注力企画のこの10年の歩みを紹介する。
Forbes JAPAN創刊号の表紙は、故・出井伸之と、当時ウェアラブルデバイスを手がけていた野々上仁。勢いのある若い世代とエスタブリッシュメントの新旧融合をテーマにスタートした。
2014年10月号にて取材。ニューリーダー育成のため、軽井沢で全く新しいインターナショナルスクール新設へ乗り出した小林りんの挑戦を取材。Forbes JAPAN初の女性の表紙となった。
イノベーションとアントレプレナーシップにフォーカス。象徴的な日本人起業家に加え、世界最大級のベンチャー投資会社で、アップルやグーグルなどを支えた「セコイア・キャピタル」の全貌を紹介した。
明日の「孫正義」は誰だ─?「起業家ランキング」はForbes JAPANの看板特集となり著名な起業家への登竜門となる。上記企業にはメルカリ、Sansan、WHILLなど現在大きく成長した名だたる企業がランクイン。
2015年6月号にて取材。世界で最も革新的な企業のひとつであるIDEOの創立者であるトム・ケリーのインタビューやIDEOと日本企業の協働プロジェクトによる変革事例も掲載。イノベーションを生み出す組織に不可欠なチーム力の秘密に迫る。
「ニュー・ノーマル」という言葉を生んだモハメド・エラリアンや世界銀行総裁だったロバート・ゼーリックなど世界の5賢人に連続インタビューを行うツアーを行った。未来への思考法を知る贅沢な一冊に。
起業家ランキングは1位のメルカリをはじめ、ラクスル、NewsPicksのユーザーベース、スマートニュース、マネーフォワード、freeeなど、いまや私たちの生活に溶け込んだ企業がずらりと並ぶ号となった。
2016年8月号にて取材。MITメディアラボ所長時代の伊藤穰一に聞いた「お金の未来」。当時、デジタル通貨と、一部でしか知られていなかったブロックチェーンに取り組んでいた伊藤が、その可能性と実現の方法に切り込んだ。
当時は今ほど有名ではなかったジャック・マーが登場。「アリババ帝国の総帥ジャック・マーの本音」と題し、模造品の指摘への不満、世界で勝つための独自の戦略を本誌だけに語ってくれた。
今号は起業家&スタートアップ大特集。「日本の起業家ランキング」の結果発表とともに、注目企業や有望株を一挙公開。3年後のザッカーバーグを目指すユニコーン企業、影響力のある投資家TOP50など、世界の最新動向を追った。
2017年10月号にて取材。「MEDICAL INNOVATION」と題した特集にて、都市圏最大規模の終末医療と在宅診療ネットワークを作り上げた悠翔会・佐々木淳医師など、日本のメディカル・イノベーターたちが多数登場した。
経営者の話の中でニーズを感じたのがCxO。経営はチームであり、参謀に専門性が求められている。フェイスブックVR部門の現役幹部ジョン・ラーゲリンをメルカリが引き抜くストーリーなど事例研究を行った。
組織はスモールでも価値はジャイアンツ。そんな企業を全国から探すプロジェクトを開始した。1回目のグランプリはIoTウェアラブルのミツフジ。事業承継、業態転換、革新的技術など豊富な事例を特集。
2018年2月号にて取材。この号では、孫正義の投資先への発言「Not Crazy enough」に着目。ビジネスの熱狂とは何か。次代の革命児たちを日米で取材した。表紙を飾ったのは当時Google Xの共同創業者からベンチャーのCTOに転じた松岡陽子。
看板企画「30under30」がスタート。30歳以下の各分野で優れた若者30人を表彰。登場した若者たちがもつ価値観が、その後、社会の本流となる。実際に表彰された若者たちは大きな成長を見せている。
恒例の起業家ランキングは「新領域」が目立つ。1位のアストロスケールは宇宙のゴミの回収。AIやブロックチェーンも登場。ECのBASE、HRのビズリーチ、ヘルステックのアルムはその後、急成長している。
2019年5月号にて取材。本号の「地方」特集では、地方の課題に光をもたらそうと奮闘するアウトサイダーや異端児たちに注目。その中で、公認会計士からJリーグの理事として組織改革に取り組む米田惠美を取材。
2019年はアップルの業績下方修正による世界的株安から始まった。景気減速や米中貿易摩擦の不安が世界を覆うなか、シンプルで普遍的な公正さと信念で逆境に勝った「プリンシプル・カンパニー」を特集。
量子超越性の実証に成功したグーグルのCEOにインタビュー。また、イノベーションを数値化し、未来を牽引する日本企業をランキング。製薬企業が上位を占め、人材面では任天堂、ソニー、ファナックがTOP3に。
2020年3月号にて取材。テニスのロジャー・フェデラーがビジネスに参入した経緯を独占インタビュー。特集はAIで加速する新たな産業革命「合成生物学」をレポート。他に、ビジョナリー・カンパニーのジム・コリンズに密着。
コロナ禍が始まった。「個の時代だからこそ、一人で戦うな!」と、従来のタテ構造から変化する新しい師弟関係を55組紹介。「師」は異業種や年下など多様であり、人生に与える影響を考察した。
カマラ・ハリス米副大統領独占インタビューが実現。コロナ禍で米Forbesが包括的資本主義を提唱し、ハリスも政策で同調したため。その後、マルチステークホルダーは日本企業でも主流に。
2021年6月号にて取材。コロナ禍が2年目に。働き方が変わるなか、人生100年時代の提唱者、リンダ・グラットンのインタビューや、日本の人的資本経営、組織と個人の関係性の変化など、「働き方」の最前線をレポート。
AIが厳選したサステナブルな企業をランキング化。総合1位セイコーエプソン、2位日立製作所、3位リコーに。経営者の有言実行を計測する「発言一貫度ランキング」では、1位はユニ・チャームに。
ビリオネア特集。前澤友作が「お金配り」の理由を語った。彼はベーシックインカムを1,000人対象に実験。その結果、1年間で怠惰になるどころか、勤務時間と成長のための勉強時間が増加したことが判明した。
2022年11月号にて取材。「何になりたい」から「どうありたいか」へ。新しい時代の新しい成功の法則を、当時長期休養中だったプロバスケットボール選手兼起業家の馬瓜エブリンら、ユニークなキャリアを追求する人物たちや、東西の豪華有識者と共にお届けする。
30under30特集。16歳で単身韓国にわたって世界的スターになったK-POPのYUTAや、AI、web3など現代を象徴する30人が登場。誰もが領域を超えて肩書がつけにくい新ジャンルをつくっているのが特徴。
「世界の北野」と、世界で尊敬されている小さな日本企業の物語。映画監督・北野武が20年以上にわたって行ってきた途上国での取り組みを語ったインタビューをはじめ、『Forbes JAPAN』重点企画、日本が誇る小さな大企業「スモール・ジャイアンツ」7社の奇跡のストーリーを紹介。
2023年9月号にて取材。「ChatGPT後の『日本の勝ち方 10』」を特集。米ニューヨーク証券取引所(NYSE)への上場が報じられたJEPLANの創業者・代表取締役会長の岩元 美智彦を取材。同社がもつ独自の再生利用技術と、他社に負けない「仕組み」を紹介した。
『Forbes JAPAN』が提唱した、文化を軸に世界で稼ぐ「カルチャープレナー」を特集。文化やクリエイティブ領域の活動によって、それまでになかった革新的なビジネスを展開し、豊かな世界を実現しようと試みる若き文化起業家を30人選出し、その活動とこれからの可能性についての最新動向を追った。
世界を救う希望「NEXT100」特集では、「多彩な新・起業家たち100人」にフォーカスした。地球規模から社会、地域まで様々な課題に対して、アントレプレナーシップを持ち、「自分たちのあり方」と「新手法」で挑む起業家やリーダーが、これからの世界の希望になる。「よき未来のための、新しいクレイジーな人たち」を総力取材。
ビリオネアランキングに入った日本人41人を掲載した「『本当の富』を見つけた人たち」。資産10億ドル以上をもつビリオネアを徹底取材した。カバーストーリーでは、ニューヨーク・ヤンキースの部分オーナーになったビジョナル社長の南壮一郎が登場。少年時代からの夢を実現した足取りを語った。
2024年1月号にて取材。第10回目となる「日本の起業家ランキング」は、世界規模で躍動する起業家が目立ち、TOP20の大半が入れ替わる展開に。トップに輝いた、世界最速で目指す民間版世界銀行の五常・アンド・カンパニー 代表執行役の慎泰俊を取材。
Forbes JAPAN 2024年8月号は10周年特別記念号だ。テーマは、「『次のインパクト』はこれだ」。創刊から10年間かけて掲載したイーロン・マスク、ウォーレン・バフェットをはじめとした、世界的な起業家や経営者、投資家が何を考え、どう行動してきたのか、を振り返った。そして、著名投資家たちの「次の10年を見据えた提言」も掲載。そのほかにも、黒田東彦(前・日本銀行総裁)が語る「異常事態との戦い」も。
『Forbes JAPAN』では2014年8月号の創刊以降、「起業家ランキング」、「スモール・ジャイアンツ」、「30 UNDER 30」といった注力企画をはじめ、カルチャープレナー30、ウーマンアワード、ライジングスター企画を行ってきている。今年9月に開始した「Women In Tech30」をはじめ、これからも新企画を打ち立てていく予定だ。米『Forbes』企画はもちろん、日本独自の企画も数多く行っていきたい。