それからわずか10カ月後の19日、ロシアの2年3カ月にわたる対ウクライナ全面戦争の前線から240km離れたクリミア南西部セバストポリで、全長67mのツィクロンはウクライナ軍のミサイル攻撃によって沈められた。撃沈は20日の衛星画像で確認された。
Confirmation of the Sunk Karakurt-Class (Pr.22800) Missile Corvette “Tsyklon” in Crimea
— WarVehicleTracker (@WarVehicle) May 21, 2024
This likely means Ukraine got the non-cluster ATACMS, perfect for anti-ship use(as the base Missile is literally anti-ship).
It also means there are no Missile Carriers in Crimea anymore pic.twitter.com/l0ZWB28V83
The russian Black Sea Fleet lost a warship again!
As a result of the attack on May 19, Ukrainian defenders hit a "Cyclone" Project 22800 Karakurt-class corvette.
There is no place for russian scrap metal in Ukrainian Crimea! pic.twitter.com/riARGXk3p6 — Defense of Ukraine (@DefenceU) May 21, 2024
2022年2月にロシアがウクライナに対する戦争を拡大して以来、ウクライナ側は黒海艦隊を着実に弱体化させてきている。戦争拡大前に35隻かそこらあった大型艦のうち15隻ほどを撃沈し、ほか数隻を損傷させた。
地中海と黒海をつなぐボスポラス海峡の軍艦通航が管理国のトルコによって阻まれている限り、ロシアが縮小の一途の黒海艦隊を増強する唯一の方法は、小型艦を河川で黒海まで移すか、黒海に面した造船所で新艦を建造するしかない。
ウクライナ国防省情報総局が4月、バルト海沿岸のカリーニングラードで、ロシア海軍バルト艦隊のブーヤン級ミサイルコルベット「セルプホフ」に対する破壊工作を行ったのも、理由のないことではなかった。ブーヤン級のコルベットは、運河やヴォルガ川、ドン川、アゾフ海を経由して黒海に入ることができる小型艦のひとつだ。
🔥 На росії вигорів ракетний корабель «сєрпухов» ― деталі пошкоджень
— Defence intelligence of Ukraine (@DI_Ukraine) April 8, 2024
✔️ 7 квітня 2024 року на території військово-морської бази ворога у місті балтійськ калінінградської області росії внаслідок пожежі виведено з ладу ракетний корабель «сєрпухов».
🔗 https://t.co/BjJ9d4iwAj pic.twitter.com/T48L8wbrcg
ウクライナは、自国で開発したり支援国から供与されたりした長距離の対艦兵器を数多く揃えているからだ。