米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は4月15日、イーロン・マスクが自身の「子どもの軍団」を作ることに非常に熱心に取り組んでおり、X(旧ツイッター)を使って母親となる女性を募集したことがあり、元交際相手には代理母の利用を提案したと報じた。
同紙によれば、マスクは女性たちを「メリトクラシー(能力主義)」の仕組みで管理し、秘密を守る協力的な女性には金銭的な報酬を与えているという。
26歳の保守系インフルエンサーで、2024年9月にマスクとの間の息子ロムルスを出産したアシュリー・セント・クレアは、「マスクのハーレムドラマ」と彼女が呼ぶものについて語り、交際中にマスクから受け取ったメッセージの一部をWSJに開示した。その内容は政治的な話題から、彼の「軍団レベルで子どもを持ちたい」という願望にまで及んでいる。
WSJの記事によれば、マスクはセント・クレアとの間により多くの子どもを迅速にもうけるために、「代理母を使いたい」と伝えたという。彼はまた、彼女が11月に送った自撮り写真に対して、「また君を妊娠させたい」と返信していたとされる。
マスクは、少なくとも4人の女性との間に「14人以上の子どもをもうけている」とWSJは報じた。セント・クレアのほか、歌手のグライムス、元妻のジャスティン・マスク、そして人間の脳とマシンをつなぐ神経インプラントを開発する企業Neuralink(ニューラリンク)幹部のシヴォン・ジリスがその相手とされる。
ただし、マスクはセント・クレアに対して、「著名な日本人女性」にも自身の精子を提供したと明かしたと報じられており、WSJの取材に応じた複数の関係筋は、彼の子どもの数は「公に知られているよりもはるかに多いはずだ」と語っている。