Meet the "Trembita" rocket-drone.
— Defense of Ukraine (@DefenceU) February 21, 2025
This Ukrainian missile flies at a speed of up to 400 km/h and can reach the enemy's strategic targets.
📹: Army TV pic.twitter.com/2Ca71GNKfa
ウクライナにとって、以前は緊密な支援国だった米国は、ドナルド・トランプ大統領の下で、控え目に言っても、ロシアに友好的な苛立たしい存在に変貌している。最悪の場合、トランプ政権は、ロシアがウクライナに対して始めて3年たつ全面戦争で、民主制国家のウクライナ側ではなく独裁体制のロシア側に積極的に味方するおそれすらある。
欧州諸国の支援があれば、ウクライナは米国の支援がなくとも戦い続けることができる。とくに現在は、ウクライナ軍の重要な兵器の多くを自国の産業界で製造するようになってきてもいる。
トレンビータを開発したウクライナ企業のPARSは、賢明にも、射程150kmかそこらで最高速度400km/hほどとされるこのドローンのコストを抑えることに注力した。弾頭などの無いモデルは1機数千ドルと伝えられる。
ウクライナの軍事メディア、ミリタルニーによると、このほどキーウで開催された防衛テック・イノベーション・フォーラムで、PARSのアキム・クレメノウ最高経営責任者(CEO)は「われわれは実のところ、アルミニウムの切削や曲げ加工といった単純な技術を用いて第二次大戦の機体の設計を再現しています。これにより、製品のコストを大幅に抑えることができます」と語っている。
クレメノウはトレンビータについて「パルスジェットエンジンを中心につくられており、このエンジンはステンレス鋼で構成され、可動部品はありません」と説明し、「安価でシンプルです。たしかに欠点もありますが、それを補って余りある利点があります」と続けている。欠点というのはおそらく、射程があまり長くないことや、命中精度がそれほど高くないことなどを指すのだろう。
ランプ(斜台)から発射されるこのドローンは1年半ほどかけて開発され、現在はまだ試験段階にある。実戦配備が可能になれば、ウクライナは自国や欧州の資金、あるいは米国の前政権から提供された資金の残りを使って、トレンビータを千機単位で調達することになりそうだ。