A compilation of footage of the destruction of Russian military equipment and personnel from warriors of the 47th Separate Mechanized Brigade "Magura."
The "God's Work" unit pilots conducted aerial reconnaissance and detected a convoy of enemy vehicles. After that, pilots of the… pic.twitter.com/o8a058UWLe — Anton Gerashchenko (@Gerashchenko_en) January 28, 2025
「彼らは嫌気が差さないのでしょうか」とKriegsforscherはロシア軍の以前の襲撃について疑問を呈している。「3カ月も同じ場所を攻撃してくる理由がさっぱりわかりません」。ただし彼は、ロシア側が突出部の周縁で、少しずつではあれ前進していることも認めている。「彼らは引き続き戦い、前進しています」
とはいえ、ロシア軍と北朝鮮軍がクルスク州で被っている損害は、どのような合理的な尺度に照らしても持ちこたえられる水準ではない。ウクライナ側は、ロシア軍はクルスク州で3万人の人員を失ったとしている。北朝鮮軍の人員の損耗も、高級将校を含め4000人にのぼると伝えられる。クルスク州に多数の装甲車両を投入して失っているせいで、ほかの方面のロシア軍部隊は襲撃に民生用の小型車を用いるのが珍しくなくなっている。
損害の拡大は、すでにぼろぼろのロシア軍に深刻な機能不全を引き起こしている。しかしロシア側は、ウクライナ軍の機能不全はもっと深刻だと見込んでいる可能性がある。そして、その見方は正しいかもしれない。
ウクライナ軍の最も優秀で、最も長く戦い続けているいくつかの旅団は、新たな歩兵を切実に必要としている。にもかかわらず、ウクライナの指導部は大勢の新兵を、経験豊富な指揮官や有効な支援部隊を欠く新編旅団に割り当てた。これらの新編旅団のうち2個は組織が崩れ、数少ない無傷の部隊だった隷下部隊はロシア軍の容赦のない火力にさらされ、多数の新兵が無用に死傷している。
両軍にとって、極限まで突き進む激しい消耗戦になっている。ロシア軍は数メートル前進するために残り少ない予備の機械化戦力を費やしている。ウクライナ軍はそれを兵力の劣る旅団で食い止めようとし、大きな損害を与えてもいるものの、それらの旅団は新兵が補充されないために、人員を損耗するたびに兵力が縮小している。
このように、競合する動きがせめぎ合うダイナミクスを踏まえると、大きな問題はこうなる。ロシア軍とウクライナ軍、どちらの軍隊が先に崩壊するか、だ。
(forbes.com 原文)