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2023.11.13 11:30

蘇る「楽観主義」 日本、インド、中国などが秘める悲観論からの突破口

今日の世界を見渡し、悲観主義の煙の中で目を凝らして眺めれば、すばらしい世界を垣間見ることができるが、世界中に私を興奮させるいくつかの事実がある。

・日本の継続するルネッサンス

第二次世界大戦の灰の中から立ち上がり、1990年代のデフレの爆弾を経て、日本は世代ごとに驚異的な自己再発明を行ってきた。たとえば、東京は今や世界で最もエキサイティングで住みやすい主要都市の1つであり、技術と文化の驚異だ。

・インドのインフラブーム

以前のコラムで指摘したように、同国の鉄道や道路への投資は2010年以来おおよそ10倍に増加した。インドにはほぼ8億のインターネットユーザーがいる。

・インドネシアのEVとバッテリーの未来

インドネシアの豊かな資源や農産物に目を向けると、EVとバッテリー生産における新興の巨人の姿が見えてくる。多くのインドネシア人が自国の将来を楽観視しているのも不思議ではない。

・中国の医療イノベーション

中国の問題はよく知られている。だが、この国で進行中のライフサイエンスとヘルスケアの静かな革命は見落とされがちだ。

・アフリカの新興共同市場

経済とは生態系である。アフリカはようやく成長と繁栄の基盤となる共同市場を築きつつある。

・米国におけるハイテク製造業の飛躍

次の1兆ドル(約150兆円)市場は、ロボットやグラフェンなど、ビットと原子(情報と物理学)の交差点で構築されるだろう。ウォーレン・バフェットが語ったように、米国の動向を無視した賭けをしてはならない。米国は現在の停滞から立ち上がるだろう。

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

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