健康

2025.04.02 09:45

リモートワークの落とし穴 カラダを不調にしないコツ

Getty Images

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リモートワークはもはや働き方の選択肢のひとつとして定着した感がある。通勤のストレスから解放されて、静かな環境で仕事に集中できるのがリモートワークの利点だが、そこには思わぬ落とし穴があった。

整体サロン「匠ほぐしShinjuku」は、週3日以上リモートワークをしている20代から50代のビジネスパーソン330人を対象に、健康意識と身体の不調に関する調査を実施した。それにより、リモートワークで身体の不調を感じることが増えたと感じる人が6割近くもいることがわかったのだ。

原因のトップは「運動不足・歩く機会が減った」というもの。ほぼ同じ割合で多かったのが「長時間の座り姿勢」だった。また、パソコンの画面を見続ける時間が増えた、適切なデスク・椅子がないという事情も示された。

その結果、肩こり、眼の疲れ、腰痛、首の痛みが気になるようになってしまった。リモートワークは心にはいいが身体に悪い(かもしれない)という結果だ。

やはりオフィス回帰が正解なのか、と肩を落とす必要はない。人は失敗から学ぶもの。

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文 = 金井哲夫

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