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映画

2025.03.24 15:30

ネトフリの実写版『ONE PIECE』シーズン2公開は今年 残念な発表も

CASEY CRAFFORD/NETFLIX

CASEY CRAFFORD/NETFLIX

ネットフリックスは、実写版『ONE PIECE』シーズン2の撮影が終了し、2025年に公開予定であることを明らかにした。

また、『ONE PIECE』の共同制作者であるマット・オーウェンズがシーズン2終了後に番組から離れることも明らかになった。それについて彼はこう語っている

「実写版『ONE PIECE』に携わったこの6年間は、人生を変える旅でした。夢が叶いました。そして、非常に充実した時間でした。そのため、ゴーイングメリー号から降りて、自分自身と、精神的な健康の向上に集中するために休みを取ることにしました」

「尾田(栄一郎)さん、集英社、トゥモロー・スタジオ、ネットフリックス、そしてキャストとスタッフのみなさんの信頼と協力と努力に心から感謝します。今はひと息ついてセラピーを受け、(ビデオゲームの)『マーベル・ライバルズ』でランクアップを目指し、新たな冒険のためにリフレッシュして戻ってきます。応援してくれたみなさん、ありがとうございました。また会いましょう!」

実写版『ONE PIECE』のような野心的な作品、ましてや歴史的なアニメ作品『ワンピース』の実写版という大きな作品の撮影を、彼らがどのように運営しているのか私にはまったく見当がつかないが、オーウェンズはそこで明らかにすばらしい仕事をした。精神的な健康のために休養を取ることはまったく理解できるし、賞賛されるべきだ。彼が言うように、リフレッシュしてまたこの作品に戻ってこられることを願うが、彼が前に進みたいのなら、それはそれでいい。

ネットフリックスは彼のこの発表に全面的に賛同し、インスタグラムに応援メッセージを投稿し、彼のストーリーをリポストした。「あなたは私たちを本当に特別なものへと導いてくれた」とネットフリックスはコメントしている。

前述の通り、オーウェンズは本作品の共同制作者を務めている。シーズン1終了後、かつての共同制作者であったスティーヴン・マエダがエグゼクティブ・プロデューサーに就任するため降板し、シーズン2ではジョー・トラッツが新たに制作に加わった。シーズン3ではトラッツが単独で制作者を務めるようだ(この情報は非公認ではあるが、その可能性は高いと思われる)。

オーウェンズの降板は残念だが、彼のすばらしい仕事ぶりを考えれば、休養を望むのはまったく理解できる。もしかしたら、『マーベル・ライバルズ』のマッチで彼に出くわすこともあるかもしれない。

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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