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海外

2025.01.30 15:00

「米軍の効率化」を手掛ける新興Onebriefが80億円調達、評価額は1000億円に

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元米陸軍大尉のデマリーは、2019年にOnebriefを共同創業し、当初は2人のチームで軍の幹部に営業活動を行っていたという。彼らは、2021年にアクセラレーターのYコンビネータに参加した後に、シードラウンドで資金を調達した。Onebriefは、昨年8月のシリーズBで3000万ドル(約46億3100万円)を調達しており、今回のシリーズCで累計調達額が1億ドル(約155億円)に達した。

デマリーは、同社の財務データについて詳細を明かさなかったが、現在、従業員数は約150人であり、「黒字化は目前だ」と語った。また、Onebriefのツールはペンタゴンの5つの主要な統合軍のすべてで使用されているという。

防衛分野に注力するVC

ゼネラル・カタリストは、防衛分野のスタートアップに対する出資に注力しており、投資先にはAnduril(アンドゥリル)や欧州の防衛ソフトウェアユニコーンのHelsing AI(ヘルシングAI)、情報分析ソフトウェア企業のVannevar Labs(バニバー・ラボ)などが含まれる。

同社は先月、ワシントンD.C.でのロビー活動を強化し、パランティアやベンチャーファンド8VCと共に「ニュー・アメリカン・インダストリアル・アライアンス(NAIA)」と呼ばれる製造業と防衛産業向けの団体を立ち上げた。「製造業の変革を目指すならば、資本とイノベーションと政治が交差する場所に身を置く必要がある」と、ゼネラル・カタリストのパートナーであるポール・クワンは当時フォーブスに語っていた。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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