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資産運用

2025.01.28 13:00

パッシブインカムの多様化で、「長期的な経済的自由」を手に入れよう

Olivier Le Moal / Shutterstock

Olivier Le Moal / Shutterstock

たった1つの収入源を頼りに生活しているとき、その収入源が不意に絶たれてしまったことを想像してほしい。給与であれ、所有する賃貸物件から得られる家賃であれ、唯一の投資先から支払われる配当金であれ、当てにする収入源が1つだけの場合は、金銭的な脆弱性に陥りやすくなる。つまり、収入源の多様化とは、単なるバズワードではなく、永続する資産と金銭的な安定を築く上での命綱だ。

パッシブインカム(不労所得や受動的な収入)は、金銭的な不安から自由になれる絶好の手段だ。とはいえ、しっかり計画を立てて、リスクを最小限に抑えなくてはならない。パッシブインカムの多様化を図って複数の収入源を確保しておけば、そのうちの1つに何か問題が起きても、他の収入源があるのでお金は入ってくる。リスク分散になる上に、予期せぬ事態が起きたときの安全策にもなるのだ。

多様化でパッシブインカムを安定させるべき理由

複数の方法でパッシブインカムを得ると、どのようなメリットがあるのか説明しよう。

1. リスクを最小限に抑えられる

たった1つのパッシブインカムに頼って生活するのは、一か八かの危険な賭けになり得る。それがどんなに確実な収入源であっても、自分の手には負えない何かが起きれば、外的要因による影響を受けやすくなる。

例えば、主たる収入が、所有する賃貸物件から入る家賃だとしよう。この場合、不動産市場が悪化すれば、物件の価値が下がったり、借り手を見つけにくくなったりする可能性がある。

あるいは、所有する株式の配当金が生活の糧だとしよう。この場合も、景気が後退すれば、これまでは高配当だった企業でも配当金を減らすかもしれない。万が一、無配当になれば、生活に欠かせない収入が絶たれてしまう。

しかし、収入源が複数あれば、そのうちの1つが行き詰まった場合でも、収入すべてを失うリスクは避けられる。収入源を多様化することで、1つの収入源が困難に陥っても、他の収入源のおかげでダメージが軽減され、金銭的な安定が維持できるのだ。
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翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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