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資産運用

2025.01.12 09:45

貯金してる人、してない人が両極化へ

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新年になり日経平均株価は4万円を挟んでの攻防が続いているが、物価高はまだまだ今後も続きそうで、将来に向けた資産運用を真剣に考えている人も少なくないだろう。共有家計簿アプリ「OsidOri」利用者を対象とした「家族のお金に関するアンケート調査」によると、2024年に貯金できた金額は、30代から40代の人は200万円以上が25%近くいるものの、50万円未満の割合も30%台と高く、しっかり貯蓄できる人とそうではない人との格差が広がっている印象だ。ただ、20代は30代~40代に比べて収入が低いはずで、50万円未満が40%台と多いが、100万円以上200万円未満が26.1%おり、意外と堅実な生活をしている人も多い。

2024年に投資へ回せた金額は、全体で50万円未満が39.7%ともっとも多いが、200万円以上が24.1%もおり、しかも投資している人が9割近く占めている。

投資先として、NISAの利用率は全体で80.1%。40代は70.0%と他の世代より10ポイント以上低くなっている。

一方、将来に向けた個人型確定拠出年金のiDeCoの利用者は、全体で34%と伸び悩んでおり、特に20代は19.6%と加入率は低い。

お金に関する情報として関心が高いのは、「NISA/iDeCo」が82.8%でトップ。「税制(ふるさと納税、確定申告、収入の壁等」が80.1%、「家計/節約術」が79.4%で続いている。

お金についてどこで学ぶことが多いかの問いには、「SNS」が66.6%でトップ、「ブログ、ネット記事」が49.8%、「書籍、新聞等」が37.1%となっている。しっかり学ぶというより、いつでもどこでも気軽に知識を身につけたい人が大半なようだ。

近年投資は誰でも手軽にできるようになったが、確実に増やすとなると、ある程度の知識は必要となる。SNSでもブログでも情報をしっかり精査し、失敗しないための努力を心がけたい。

出典: OsidOri「夫婦のお金と2025年に向けたアンケート」より

文=飯島範久

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