ロシア軍の装甲車両がセリドベの東端に侵入してくるのをウクライナ軍のドローン(無人機)が発見すると、ウクライナ軍の戦車1両が迎え撃ちに行った。戦車は、最近この方面に増援に送られてきた国家親衛隊の第15作戦任務旅団(通称「カラダフ旅団」)のT-64戦車とみられる。
BTRは十数人の歩兵分隊を、南北に走る鉄道の高架下の道路上に降ろすことはできた。乗員がそこを安全な場所とみていたのは間違いない。だが、歩兵がまだBTRのそばにとどまっている間に、ウクライナ軍の発射した125mm砲弾が撃ち込まれた。BTRは損傷し、一部の歩兵は死傷したもようだ。
Ukrainian tank fires at Russian BTR-82 and group of infantry. pic.twitter.com/aknmaOZzUe
— Special Kherson Cat 🐈🇺🇦 (@bayraktar_1love) September 1, 2024
A defense forces tank rams a burning Russian MT-LB with infantry inside. Selidove-Mykhailivka region, Pokrovsk direction. pic.twitter.com/D2EOofPoq9
— WarTranslated (Dmitri) (@wartranslated) September 4, 2024
戦闘の結果も明らかだった。ロシア軍の突撃は人員と装備に大きな損害を出して失敗に終わった。ウクライナ軍の陣地はそのままに保たれ、各陣地を結ぶ道路の通行も確保された。そして、今のところ、ウクライナ側はポクロウシクも、その南東の突出部も保持している。
(forbes.com 原文)