当時、ドイツ軍は、オートバイ突撃のために少数の部隊を訓練した。しかし、イタリアのオートバイ用品メーカー、エンズ・クオイオが紹介しているところによると、試験は「かなり悲劇的」な結果に終わり、「当然のことながら、オートバイを直接戦闘に投入するというアイデアは放棄される」ことになった。
ただ、永遠に放棄されたわけではなかった。それから100年以上たったあと、ロシア軍がこのアイデアを復活させた。正式に訓練も始めるらしいことからすると、戦闘でのオートバイの使用はロシア軍で定着しそうでもある。
しかし、ロシア軍のオートバイ部隊は多少の訓練を受けても、結果はやはりかなり悲劇的なものになる公算が大きい。
(forbes.com 原文)