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2024.06.10 12:30

AI検索スタートアップ、新機能で他社のニュースコンテンツを直接盗用か

元記事では「CNBCが入手した、エヌビディア社内で回覧された電子メールによれば、イーロン・マスクはエヌビディアに対し、テスラよりもXとxAI向けにプロセッサの出荷を優先するよう指示した」とあるが、Perplexity版では、「エヌビディア社内で回覧された電子メールによれば、イーロン・マスクがエヌビディアに対して1万2000個のH100 GPUをXとxAIに優先的に出荷するよう指示したことが明らかになった」となっている。

アップルが家庭用ロボットの開発を模索していると最初に報じたのはブルームバーグのマーク・ガーマンだ。Perplexityのページには、アップルが「自宅内でユーザーを追跡する移動式ロボットと、自律的に動くディスプレイを備えたテーブルトップデバイスの2つのホームロボットプロジェクトの開発」を計画していると書かれている。ガーマンが「このプロジェクトは秘密で非公開のため、身元を明かさないよう求められた関係者」から報告したものと同じ情報だ。このケースでは、ブルームバーグのロゴは他の3つの後ろに隠れており、Perplexityのユーザーがクリックしない限り見えない。

フォーブスのエグゼクティブ・エディター、ジョン・パツコフスキーのこの問題に関するXの投稿に対し、Perplexityのアラヴィンド・スリニヴァスCEOは同じくX上で、 Perplexity Pagesには「荒削りな部分」があり、時間とフィードバックによって機能は改善されると述べた。

Perplexityのスリニヴァスはコメント要請への回答で、「ページ上で情報源をより目立つように強調すべきだという指摘に同意します。プロダクトの改善を続ける中で、そのフィードバックを考慮に入れます。私たちは常にコンテンツの帰属表示を大切にしており、製品の設計当初から情報源を明確に引用するようにしてきました。他のチャットボットのほとんどは、今日でも信頼性と目立つかたちでそれを行うことができません」と述べた。

CNBC、ブルームバーグ、フォーブスの広報チームは、コメント要請にすぐに応じなかった。
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翻訳=酒匂寛

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