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2024.06.06 12:00

エヌビディア、アップルを抜き世界で2番目に市場価値が高い企業に

sdx15 / Shutterstock.com

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米国時間6月5日、チップ設計企業のエヌビディアは、人工知能ブームで株価が急上昇した1年を経て、アップルの時価総額を初めて上回り、世界で2番目に価値のある企業となった。

エヌビディアの時価総額は市場終値でアップルを追い抜き、現在、アップルの3兆30億ドル(約467兆9900億円)に対し、3兆120億ドル(約469兆3900億円)に達した。今年初めにアマゾンやグーグルを追い抜いたエヌビディアだが、それでもマイクロソフトの時価総額3兆1000億ドル(約483兆1000億円)には及ばない。

エヌビディアは米国時間6月5日、過去最高の株価を記録し、終値は5%以上高い1224.40ドル(約19万810円)となり、時間外取引でもわずかながら上昇を続けた。

エヌビディアが設計した半導体チップが生成AI技術に使用されている推定シェアは80%におよぶというy(ゴールドマン・サックス調べ)。

エヌビディアの株価は今年に入って2倍以上に値上がりし、1月初めの1株あたり481ドル(約7万4858円)前後から147%以上も上昇した。半導体市場でのエヌビディアの成功は、人工知能製品を駆動するユニークで高速なチップに起因している。

同社にはアップル、メタ、マイクロソフトなどの有名顧客が存在し、特にマイクロソフトはエヌビディアの収益の15%を占めると推定されている。AI駆動チップの大部分を占めるエヌビディアは、将来的な収益の潜在力も大きい。同社の株式は米国時間6月7日(金曜日)の市場終了後に10分割され、投資家にとってより手頃な価格となる。

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

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