エヌビディアの時価総額は市場終値でアップルを追い抜き、現在、アップルの3兆30億ドル(約467兆9900億円)に対し、3兆120億ドル(約469兆3900億円)に達した。今年初めにアマゾンやグーグルを追い抜いたエヌビディアだが、それでもマイクロソフトの時価総額3兆1000億ドル(約483兆1000億円)には及ばない。
エヌビディアは米国時間6月5日、過去最高の株価を記録し、終値は5%以上高い1224.40ドル(約19万810円)となり、時間外取引でもわずかながら上昇を続けた。
エヌビディアが設計した半導体チップが生成AI技術に使用されている推定シェアは80%におよぶというy(ゴールドマン・サックス調べ)。
エヌビディアの株価は今年に入って2倍以上に値上がりし、1月初めの1株あたり481ドル(約7万4858円)前後から147%以上も上昇した。半導体市場でのエヌビディアの成功は、人工知能製品を駆動するユニークで高速なチップに起因している。
同社にはアップル、メタ、マイクロソフトなどの有名顧客が存在し、特にマイクロソフトはエヌビディアの収益の15%を占めると推定されている。AI駆動チップの大部分を占めるエヌビディアは、将来的な収益の潜在力も大きい。同社の株式は米国時間6月7日(金曜日)の市場終了後に10分割され、投資家にとってより手頃な価格となる。
(forbes.com 原文)