関東
一次産業や課題に貢献 地域活性ワーケーション
NFTやDAOへの理解が広まると、芸術など幅広い分野でキャリアや働き方の選択肢が広がっていく。東京以外でも起業でき、稼ぐことも可能になる。かつ地域がフォーカスされることで、特に一次産業や地域課題への貢献が可能な活動が増え、それらと組み合わせた「地域活性ワーケーション」が広がると考える。鹿児島から魅力を発信「小さな島ブランド」
鹿児島県甑島在住の山下賢太氏は、人口もプレイヤーも少ない島に、関係人口や移住者を呼び込むために、島民にも喜ばれる豆腐屋をオープン。その後、カフェやパン屋、不動産業など17事業を展開。甑島の魅力を面で高めている。さらに種子島など他の離島のサポートも手掛け、日本の島々の課題解決に取り組んでいる。スキルを活かすリモート副業
2018年に国がダブルワークの推進を提唱。コロナ禍でリモートワークが進み、地方移住による人口減少の課題解決にもつながった。リモートでのダブルワークで、収入を増やせる可能性もあり、QOLを主軸に自分のスキルを生かすことで、「働く自分」「働いていない自分」「雇用する組織」の間で三方よしの関係が築けると考える。アレルギー、ヴィーガン対応の菓子ブランド
食物アレルギーやヴィーガンの人でも食を楽しめる世界を目指し、商品開発や販売を行う「RelieFood」。同社は2023年に菓子ブランド「ISSA KITCHEN TOKYO」を設立。特定原材料など28品目アレルゲン不使用で、グルテンフリー、プラントベース、ヴィーガンにも対応した、日本初のバリアフリーのお菓子を展開。
心の拠り所になる永平寺と「禅の里」構想
不安定な世界情勢が続く昨今、心の安定や生きる拠り所として関心が高まる「禅」。福井県では禅体験だけでなく、新たな観光基盤として「禅の里」構想が進む。2022年に核となる北陸の食や文化を伝える複合施設「ESHIKOTO」が開業。永平寺と「禅の里」は、日本の文化経済活動圏のモデルとなるだろう。(イメージ図)