Masterful work from the King 👑🧠
(h/t @Mykel_U) pic.twitter.com/WII1lVSw12 — SportsCenter (@SportsCenter) May 9, 2023
この解説によると、レブロンがウォリアーズの動きから次の攻撃を察知し、味方のアンソニー・デイビスにディフェンスの位置を指示しています。このとっさの判断をされたことでドレイモンドは本来予定していたパスコースを失い、パスミスとなっていたようです。このように一見するとただのミスのようなプレイもSNSなどの解説を見ることで、違和感を言語化することが可能なのです。ぜひいろんなツールを使いながら試合を楽しんでくださいね。
4. 応用編:データで楽しむ観戦方法
最後にデータを元に観戦を楽しむ方法をお伝えします。僕がおすすめしたいのは、前半終了時の各チームのデータを見ることです。下記にこの試合の前半時点でのデータをまとめてみました。このデータで一番、後半に影響を与えやすいのが3Ptシュートの部分です。この試合、両チームとも3Ptがそこまで高い確率ではありません。特に3Ptが武器のウォリアーズは19本放ってわずか5本の成功(約26%)です。しかし、ウォリアーズのレギュラーシーズンの3Pt%は38.5%なので、後半で確率が本来の調子に戻ってくる可能性があります。
結果的にレイカーズに負けてはしまいましたが、後半少し調子が戻り3Pt%は29.3%となっていました。逆に本来3Pt%が低いチームが前半で高すぎると後半の失速に繋がる可能性があるので要注意です。このように前半のデータを見て、推しチームが劣勢でも「まだ可能性があるぞ!」と自分を鼓舞させることもできるのでおすすめの観戦方法です。
以上、僕がNBAを観るときに心がけている4つのポイントでした。この試合でレイカーズの八村選手の活躍はややおとなしい結果に終わってしまったので、今後の試合での活躍に期待しつつ、僕も日々NBA観戦を楽しもうと思います。皆さんならではの観戦方法もぜひ教えてくださいね。YouTubeでお待ちしています。
連載:まっつん&しゃっくの素人NBA入門塾