4月7日に劇場公開された映画「AIR/エア」をご存じですか?
僕は試写会で一足お先に見てきましたが、結論から言いますと、NBA好きは必ず見に行ってほしい作品に仕上がっています。今回は、そんなエアジョーダン誕生の秘話を描いた「AIR/エア」の魅力と意外な見どころについてお話していきたいと思います。
憧れのエアジョーダン スーパープレイを彷彿とさせるロゴ
まず、映画のあらすじを簡単にご紹介します。舞台は1984年、経営難のナイキ社に勤めるソニー・ヴァッカロは、フィル・ナイトCEOからバスケットボール部門の立て直しを命じられていました。しかし、当時バスケットボールシューズといえば、コンバースとアディダスが人気を集めていました。一発逆転を狙うソニーたちが目をつけたバスケットボール選手がNBAデビューすらしていない新人マイケル・ジョーダンでした。そんな彼に社運を託すが.......。といった感じの内容です。ストーリーをあれこれ書きたいところですが、怒られてしまいそうなのでこのあたりで止めておきます。
そもそも僕たちのようなNBA好きにとって「エアジョーダン」という存在は誰もが1度は憧れるシューズではないでしょうか?
あのシューズを履けば僕だって私だって、ジョーダンのような美しいジャンプでカッコいいダンクシュートができるんじゃないだろうかと思わせてくれるデザインです。NBA好きではなくても「エアジョーダン」に憧れている人は多いと思います。とにかくデザインがカッコいいですよね!
ジョーダンの象徴ともいえるロゴも、本当に素敵です。ロゴひとつで選手のスーパープレイまで思い出せるのはあのロゴ以外にはないですよね。
僕も学生時代に少ないお小遣いを貯めて古着屋さんでエアジョーダン7を購入しました。あの時はかっこよすぎて実際に履くことはできなくて部屋に飾っていましたが、高校バスケ部の引退試合に記念で履いたのですが、試合後、学校に忘れていったのは、ほろ苦くていい思い出です......。
主役は裏側のスタッフ 影の立役者は母ジョーダン
この映画は、マイケル・ジョーダンにフォーカスするのではなく、裏側のスタッフたちが主役となっています。
僕もYouTubeを始める前は広告業界でディレクターを務めていたので、映画に出てきたスタッフの気持ちが痛いほどわかりました。「プレゼンの手順や見せ方」「どうやればタレントは契約してくれるのか?」など昔、徹夜してプレゼン資料を仲間たちと本音をぶつけ合い、喧嘩しながら作っていた自分をまず思い出しました。
それから僕はYouTuberとしてまだまだ無名ではありますが、いつか企業案件や広告で起用されるなど、かつて自分たちが作ってきたようなプレゼン資料に「選ばれる側」になっていきたいなと感じました。この映画から、改めて日々の活動を頑張ろうと背筋も伸びる、良いきっかけを与えられたのです。きっと多くのビジネスマンの方にとってもパワーをもらえる映画だと思います。