森保監督は、クロアチア戦のバスの中で「日本に不可能はない」「日本人であること 喜び 誇り 幸せにつつまれる」と思いついたことをメモし、試合前のミーティングで選手に伝えたり、試合中も戦術面で自分が気づいたことをメモして、チームの問題点や改善点のアドバイスを選手に伝えたりするなど、メモを使って考えをまとめていたことがわかります。
ある意味、メモが日本サッカーの成長を促していたといっても過言ではないでしょう。
小さなノートに常にメモをする
実際に、森保監督が使っていたのはコクヨのキャンパスノートで、試合用はB6サイズ、練習用は一回り小さいA6サイズだそうです。
私は30年以上コクヨで働いているので、森保監督が手にしているノートに思わず釘付けになりました。
ノート、メモ帳といっても、コクヨには本当に様々な種類やサイズがあり、森保監督と同じタイプのノートだけでも実は7種類のサイズがあります。
森保監督の使っているA6サイズは左から3つ目、B6サイズは左から4つ目
この話題がテレビで取り上げられた後、コクヨにも様々な問合せがあり、文房具店でも小さいサイズのノートが売り切れになったという話も聞きました。
では、実際にさまざまなサイズがあるノートの中でどれを選べばいいのでしょうか?
おすすめは常に携帯できるサイズの大きさで、スーツやカバンからすぐに取り出せるものがいいでしょう。具体的には森保監督が使っているようなA6やB6がおススメです。
ただし、デスクワークが多く、ノートをいつも机の上に置いておけるという人であれば、A5もしくは、一番よく見かけるB5のノートでもいいでしょう。
ノートを選ぶポイントは、何かメモしたい情報に触れたときにノートを取り出すのが億劫にならないサイズを選ぶということです。ここが面倒になるとメモを取る習慣が身につきません。
自分のワークスタイルやライフスタイルをイメージしながら「手軽に取り出す」という視点を重視して、ノートを選んでみるといいでしょう。