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2022.12.24 11:30

W杯森保監督のノートに学ぶ トップクラスが続けるたった1つの習慣

普段はキャンパスノートではなく、コクヨの「測量野帳」というノートを気づきメモとして使っている

普段はキャンパスノートではなく、コクヨの「測量野帳」というノートを気づきメモとして使っている

サッカーのワールドカップで、日本は残念ながら目標のベスト8入りは逃しました。しかしドイツやスペインを破った実力が評価されて、森保監督が使っていたノートが話題になりました。
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森保監督は、クロアチア戦のバスの中で「日本に不可能はない」「日本人であること 喜び 誇り 幸せにつつまれる」と思いついたことをメモし、試合前のミーティングで選手に伝えたり、試合中も戦術面で自分が気づいたことをメモして、チームの問題点や改善点のアドバイスを選手に伝えたりするなど、メモを使って考えをまとめていたことがわかります。

ある意味、メモが日本サッカーの成長を促していたといっても過言ではないでしょう。

小さなノートに常にメモをする


実際に、森保監督が使っていたのはコクヨのキャンパスノートで、試合用はB6サイズ、練習用は一回り小さいA6サイズだそうです。
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私は30年以上コクヨで働いているので、森保監督が手にしているノートに思わず釘付けになりました。

ノート、メモ帳といっても、コクヨには本当に様々な種類やサイズがあり、森保監督と同じタイプのノートだけでも実は7種類のサイズがあります。

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森保監督の使っているA6サイズは左から3つ目、B6サイズは左から4つ目

この話題がテレビで取り上げられた後、コクヨにも様々な問合せがあり、文房具店でも小さいサイズのノートが売り切れになったという話も聞きました。

では、実際にさまざまなサイズがあるノートの中でどれを選べばいいのでしょうか?

おすすめは常に携帯できるサイズの大きさで、スーツやカバンからすぐに取り出せるものがいいでしょう。具体的には森保監督が使っているようなA6やB6がおススメです。

ただし、デスクワークが多く、ノートをいつも机の上に置いておけるという人であれば、A5もしくは、一番よく見かけるB5のノートでもいいでしょう。

ノートを選ぶポイントは、何かメモしたい情報に触れたときにノートを取り出すのが億劫にならないサイズを選ぶということです。ここが面倒になるとメモを取る習慣が身につきません。

自分のワークスタイルやライフスタイルをイメージしながら「手軽に取り出す」という視点を重視して、ノートを選んでみるといいでしょう。
次ページ > アウトプットにつながるメモの書き方とは

文=下地寛也

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