ライフスタイル

2022.11.09 19:00

人気メディアの編集長が提案する、理想的な住まいとは?


「オフィスか?リモートか?問題」について、谷本編集長は、ずばり。「この2律で語ってしまうと間違っちゃうんじゃないかな、と思っています。クリエイティビリティに重きを置くのか?生産性や合理性に重きを置くのか?健康的に働くのに重きを置くのか?で変わってきます。つまり、箱で考えるのではなく、自身のスタイルによって柔軟に変化していくのだと思います」。
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ダイバーシティが謳われて久しく、働き方も多様性の時代だと指摘する小川編集長。家におけるワークプレイスの理想像は、「私自身でいえば、リモートワークをする場合、目に入るところには、ベッドもあるし普段の雰囲気だとなかなか仕事に集中出来ない。あくまで、家は、心が休まる空間であって欲しい、が理想です」。

そこで谷本編集長から具体的な提案が。「自然を感じられるようなワークプレイスが、家の中にあったらいいな、と最近すごく思います。例えば、海の近くに住んでいる方は、朝一番で波乗りして、帰宅して仕事。良い波がありそうなタイミングで、再び波乗りに出掛ける。そういう行為って、人間として本来あるべき姿なのかもしれないな、とも思ったり。また、家族が繋がっている空間が欲しいと感じています。大きな長いテーブルがあって、親が仕事している同じテーブルの先には、子供が勉強している、みたいなスタイル。家の中にフリーアドレスの場所があってもいいのかもしれません」


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そこで、積水ハウス・設計士の上北健二さんが、この対談で出てきたキーワードを基に作ったパースを持参して登場。小川編集長と谷本編集長の意見を合わせた間取りは、「居心地がよくて、家にいたいな、と思える空間」にこだわったという。家族の居場所を沢山設けて、共有出来る吹き抜けや中庭も提案した。

これに対して小川編集長と谷本編集長は、想像以上の仕上がりに絶賛。「理想を具現化して下さっただけではなくて、理想以上!プロに依頼すると、こんなに素晴らしいことになるんですね」(谷本編集長)「意見を出し合うことって家づくりに大切だと今回改めて実感しました。融合させて倍増する間取りの魅力を感じました」(小川編集長)


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文=中村麻美

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