人気メディアの編集長が提案する、理想的な住まいとは?

在宅ワークが浸透し、自宅での過ごし方が、身体を休めるだけの休息の場から、それぞれの働き方によって変化してきた2022年。そこで、積水ハウスが「これからの家づくり」をテーマに、家を建てた人&これから建てる男女1000人を対象に調査を実施。これを受けて、「Lightning」「AERA」「Esquire」「Forbes JAPAN」「BRUTUS」「レタスクラブ」の編集長対談が実現した。男女や年代や仕事によって異なる理想的な住まい。その価値観を分析し、これからの家づくりの道筋を発信する。

対談を活かした理想の間取りを、その場で設計士が作る!


対談のテーマは、「子育て」「リモートワーク」「キッチン」の3つ。人気メディアの編集長がリアルに感じている、理想的な間取りやスペースの在り方をセッションする。そして、この対談のサプライズとなるのが、裏手にスタンバイしている積水ハウスの設計士が即興で作る間取り。対談で編集長が語った理想の住空間を、その場で設計して対談の最後にパースとして披露するという、新しい試みに注目。

Lightning✖️AERAの考える「素敵な子育て」


Lightning編集長:小池彰吾
アメリカ車専門誌「Daa」から編集者人生をスタートし、現在アメカジ系ライフスタイルマガジン「Lightning」を率いる小池彰吾編集長。編集者としての渡米歴は100回以上でヴィンテージ・アメリカンをこよなく愛する。YouTube「Clutchman TV」では、アメリカンV8エンジンに特化した偏愛プログラム「Lightning Garage」のナビゲーターとしても出演中。住まいについては、趣味や自分らしさを大切にしたMY WAY STYLEを貫く。

AERA編集長:木村恵子
朝日新聞社入社後、第一線で警察や行政の取材を担当。2004年、政治や経済から文化やスポーツまで、時代の気分をすくいあげる週刊誌「AERA」へ異動し、ライフスタイル、女性、子育て、教育から働き方や世代格差までと幅広く取材を担当。「ジュニアエラ」、「AERA with kids」編集長を経て、今年4月からは「AERA」編集長に就任。現在、小学5年と5歳の2人の娘の子育て真っ最中。

家族が繋がる「可変ダイニング空間」の提案


積水ハウスが行ったアンケートで、「子供を遊ばせたり勉強させたりする空間」として、7割が「リビング」と答えている。木村編集長は、「AERA読者は、都市型で共働きのご家庭が多いです。子育てに熱心で、語学だったりプログラミングだったり、子供に色々な選択肢を与えて、お金も手間も惜しまず、教育環境を作っている方が多い。私自身、自宅には、リビングとゆるく繋がっている子供スペースがあり、小学5年の娘は、そこで勉強しています」と語る。

一方、「Lightning」読者は、真逆だと小池彰吾編集長。「好きなことを掘り下げてライフスタイルを作るご家庭が多いかな。子供に寄り添うというよりは、親が楽しんでいる背中を子供に見せて『一緒に楽しもう』と提案していく感じ。子供に勉強を強いるのではなくて、親が子供に『週末キャンプに行くから、それまで宿題を終えておけよ』と声を掛けるみたいな。親子というより、友達みたいな関係です」


次ページ > 読者層で分かれるダイニングの在り方

文=中村麻美

ForbesBrandVoice

人気記事