ライフスタイル

2021.10.02 16:00

品よく、グリーンにも映えるゴルフ着


小暮:合わせたゴルフパンツはどんな特徴がありますか?

森岡:これは秀逸な出来栄えです。見た目は普通のコットンパンツと変わりませんが、ストレッチ素材を採用していますので、プレイもしやすく、はき心地もストレスをまったく感じない。シルエットもよく考えられていて、程よくフィットして、なおかつきれい。このパンツは脚長効果も高いと思います。

小暮:今回、森岡さんはブラウンのパンツを合わせていますね。スーツなどではここ数年、ブラウンを選ぶビジネスマンも増えていますが、ゴルフウェアでも同じ傾向ですか?

森岡:ブラウンのパンツを着こなしに取り入れるのは難しいとおっしゃる方はまだまだ多いのは事実です。しかし今回のようにトップスのポロシャツに男の基本色をもってくれば、違和感なく着こなせるはずです。

小暮:このパンツに使われているブラウンは、ゴルフ場の緑でも映えるような深い色合いですので、なじみやすいと思いますね。

森岡:ゴルフウェアはどうしても同質化しやすいものです。でもこんなパンツをはけば、ひと捻りが効いた人に見えると思います。カラーパンツについて私は「楽しんだ者が勝ち」といつもアドバイスします。このパンツも楽しんではくといいでしょう。

小暮:ゴルフウェアとしてだけでなく、ファッションとしても挑戦すべきトレンド性ももった注目のブランドと言えますね。


森岡 弘◎『メンズクラブ』にてファッションエディターの修業を積んだ後、1996年に独立。株式会社グローブを設立し、広告、雑誌、タレント、文化人、政治家、実業家などのスタイリングを行う。ファッションを中心に活躍の場を広げ、現在に至る。

小暮昌弘◎1957年生まれ。埼玉県出身。法政大学卒業。82年、株式会社婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社。83年から『メンズクラブ』編集部へ。2006年から07年まで『メンズクラブ』編集長。09年よりフリーランスの編集者に。

photograph by Masahiro Okamura | text by Masahiro Kogure fashion direction by Hiroshi Morioka

この記事は 「Forbes JAPAN No.086 2021年10月号(2021/8/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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