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最先端の経済誌「Forbes JAPAN」の記事紹介

Forbes JAPAN本誌で連載中の『紳士淑女の嗜み』。ファッションディレクターの森岡弘とベテラン編集者の小暮昌弘が「紳士淑女が持つべきアイテム」を語る。今回は9月号(7月26日発売)より、「アシックスランウォーク」の紳士靴をピックアップ。


森岡 弘(以下、森岡):今回はここ数年のビジネススタイルのカジュアル化を象徴するような靴を取り上げたいと思います。

小暮昌弘(以下、小暮):ビジネスマンから支持されているシューズブランド「アシックスランウォーク」からリリースされた「アシックスランウォークリード(以下、リード)」ですね。「アシックスランウォーク」の靴は最近、セレクトショップでも販売され人気ですね。これまではクラシックな靴をベースに、歩きやすさ、快適さを追求したものが主流でしたが、これはかなりモダン。

森岡:プレーントゥとローファー。アッパーのデザインはスタンダードですが、ファッションでも上手く“使える”という感じに
仕上げられていると思います。靴から服が想像できるようになりました。この靴の印象ならばこのジャケット、あるいはこのパンツが合わせられると容易に想像できますね。

小暮:アクティブスーツとかワーキングスーツとか、呼び名はいろいろですが、機能素材を使って、快適で、ビジネスからプライベートまで着回せる昨今はやりのスーツにも絶好の靴と言えますね。

森岡:スニーカーではラフ過ぎる、革靴では堅過ぎる。そんなビジネススタイルのときにぜひとも選んでほしい靴です。

小暮:同じような方向性をもつ革靴との違いは、「スポーツシューズをドレススタイルに落とし込む」という発想だと思います。まず基本にあるのは“スポーツシューズ”。

森岡:一度履くと、足入れのよさ、ソフトな履き心地にびっくりしますからね。それを象徴するのがこのソール。とてもカッコよく、しかも歩きやすさがデザインに表れている。

小暮:踵部と前足部の周囲に、アシックスシューズを象徴する衝撃緩衝機能『GEL(ゲル)』テクノロジーが使われていますね。ミッドソールに使われている「アンプリフォーム」はクッション性と反発性に優れ、足が自然に前に出るような足取りをもたらしてくれます。

森岡:機能や履き心地はまさに折り紙付きで、スポーツシューズで培われたテクノロジーやデータが十分に生かされています。今回、紹介する「リード」は、アッパーの素材のクオリティも相当高いと感じました。

小暮:表革は「ランウォーク」シリーズの上位ラインにも使われている上質なキップレザーが使われているそうです。また「ディープオーシャン/N」と名付けられたネイビーベロアも色合いがとても美しい。

森岡:このスエードはかなり攻めています。黒のプレーントゥだって、白や赤いソールのものもあり、とても洒落ています。

小暮:カジュアルでスニーカーを履き慣れている世代のことも十分考えて、このカラーリングにしたのではないでしょうか。

photograph by Masahiro Okamura | text by Masahiro Kogure | fashion direction by Hiroshi Morioka | edit by Akio Takashiro

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