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Anthony Dibon/Icon Sport via Getty Images

英国やニュージーランド、ノルウェー、スウェーデンなど、オリンピックでメダルを獲得した選手にまったく報奨金を支給しない国もある。一方、米国や中国のほか、オーストラリアやカナダ、フランスをはじめ、多数のメダル獲得が期待された国・地域は、金から銅までそれぞれのメダルに応じた報奨金を支給することになっている。

また、小国ながら多額の支給を確約している国もある。金メダルを取った選手に、シンガポールは73万8000ドル(約8200万円)を提供。マレーシアは23万7000ドルに加え、生涯にわたる月々の手当てを約束している。

その他、支給はしても、その金額を公表しない国もある。中国は2008年の北京五輪で金メダリストに5万1000ドルを支給したとされるが、その後は金額を明らかにしていない。減額したとの報道もあるが、東京五輪では米国に次いで2番目に数多くのメダルを獲得したことから、合計の支給額は、大半の国を上回る可能性がある。

以下、東京五輪でのメダル獲得の報奨金が、総額100万ドル(約1億1000万ドル)を超えた13の国と地域を紹介する。

・イタリア/907万ドル(約10億円)

メダル数:金10個、銀10個、銅20個

金メダルにはおよそ21万2000ドル、銀メダルには10万6000ドル、銅メダルには7万1000ドルと、イタリアは特に高額の報奨金を用意している(いずれも8月7日の為替レートで換算)。イタリアのメダル獲得数は合計40個で、国別では10番目に多い数となっている。

・米国/784万ドル

メダル数:金39個、銀41個、銅33個

米国で最も多くのメダルを取ったのは、競泳男子のケーレブ・ドレッセル選手。獲得した5個のメダルはすべて金だ。だが、米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)が最も多額の報奨金を提供することになる競技は、水泳ではなく野球。

野球で米国が獲得したメダルは「銀1個」だが、USOPCが設定している選手1人当たりの報奨金の額は、個人競技でも団体でも同額。そのため、野球で出場した24人全員に2万2500ドルずつ、合計54万ドルが支給される。

編集=木内涼子

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