・フランス/651万ドル
メダル数:金10個、銀12個、銅11個
フランスが東京五輪で手にしたメダルは、合計33個。柔道の個人と団体で金メダルを取ったクラリス・アグベニュー選手は、それぞれ対し約7万6000ドルを受け取ることになる。フランスはその他、ハンドボールで女子、男子ともに金メダルを獲得している。
・ハンガリー/564万ドル
メダル数:金6個、銀7個、銅7個
ハンガリーが最も多額の報奨金を用意することになった競技は、水球だ。男女ともに銅メダルに輝いた。同国はチームスポーツでも個人競技でも、選手が受け取る報奨金は同額。水球の男女合わせて26人の選手に、合計246万ドルが支給される。
・台湾(チャイニーズ・タイペイ)/492万ドル
メダル数:金2個、銀4個、銅6個
オリンピックでは「チャイニーズ・タイペイ(中華台北)」と呼ばれてきた台湾(東京五輪では一部メディアが「台湾」と呼称)は、異例の高額となる報奨金を用意した。金、銀、銅のメダリストたちはそれぞれ、71万9000ドル、25万2000ドル、18万ドルを受け取る。
2000年のシドニー五輪と2004年のアテネ五輪ではいずれも獲得したメダル数が5個だった台湾は、今回はその倍以上となる合計12個のメダルを手にした。
・日本/403万ドル
メダル数:金27個、銀14個、銅17個
開催国は大抵、メダルラッシュに沸くもの。今回の日本も例外ではなかった。2016年のリオでジャネイロ五輪より17個多い、合計58個のメダルに輝いた。日本オリンピック委員会(JOC)が支給する報奨金は、金メダルが4万5000ドル(約500万円)。
野球代表の24選手は、金メダル獲得によってJOCから受け取るこの報奨金に加え、野球日本代表の事業会社からほぼ同額のボーナスを支給されると伝えられている(上記の日本の報奨金の総額は、このボーナスを含まない)。
・スペイン/255万ドル
メダル数:金3個、銀8個、銅6個
スペインオリンピック委員会は、メダルを獲得した選手たちの報奨金として、金に約11万ドル、銀に5万6000ドル、銅に3万5000ドルを支給する。ただし、団体競技の場合は、いずれもこれより少ない金額になる。