5. 力の源は一つだけ
オプラは米誌エッセンスの昼食会で、周囲からトーク番組『オプラ・ウィンフリー・ショー』が終わった今、もはや自身の影響力はなくなったと言われた経験があるが、そんな言葉を気にかけることは決してなかったと話した。
「私は、自分に力があるかどうかを他人に決めさせない。あの番組を終わらせた後『もうあなたには力がない』と言ってくる人が非常に多かったけれど、自分が何者かは分かっているし、私にとっての力とは、自分自身よりも明らかに大きい源から生じている。この源とつながり、自分のエネルギーや創造性、喜び、成功は全てここから来ているのだと理解できれば、これが真の力なのだと思う」
6. 毎日が良い日でなくても良い
オプラは米誌オー・ジ・オプラ・マガジンに掲載された「オプラが確信していることトップ20」の記事に「毎日がやり直しのチャンスだ」と書いている。
7. 本能に従う
オプラは「マスタークラス」と題した講義で、人生で学んだ重要な教訓の数々を紹介。そのうちの一つが、次の至玉のアドバイスだった。「本能の穏やかで小さな声、一部の人が『神様』とも呼ぶこの声は、世界の雑音の中に沈めてしまうと聞くことができない」
8. 感謝の気持ちを持つ
オプラは数々のインタビューで、感謝の気持ちが人生の基盤だと語っている。また、彼女のトーク番組のエピソードの大半では次のような言葉が繰り返されている。「自分が持っているものに感謝すれば、もっと多くを得られる。自分が持っていないものばかり見ていると、いつまでたっても満足できない」
9. 失敗を恐れない
オプラがこの教訓を再度学んだのは比較的最近で、自らが立ち上げたケーブルチャンネル「オプラ・ウィンフリー・ネットワーク」(OWN)の経営が苦しかった2013年のことだった。自分の心の中にある問題を再定義し、それに立ち向かうための自信をどれほど持てたかを正しく認める必要があった。「自分が女王になったように考える。女王は失敗を恐れない。失敗は、偉大さになるための踏み石の一つに過ぎない」
10. 失敗を無駄にせず、それから学ぶ
オプラはよくインタビューで、どのようにして失敗を教訓に変えて自己改善のために活用し、「自分の受けた傷を知恵に変える」ことができるかについて話している。