オプラ・ウィンフリーが贈る 人生とキャリア向上のアドバイス10選

Photo by Michael Kovac/Getty Images for Moet & Chandon

米メディア界の女王で大富豪のオプラ・ウィンフリーは先日、64歳の誕生日を迎えたが、そのパワーや影響力、賢さはいまだに健在だ。自分の人生を徹底的に見つめ、読書を重ね、マヤ・アンジェロウやダライ・ラマ14世、ネルソン・マンデラといった著名人との対談を通し、オプラは自己改善を続けてきた。

対談では必ず、人生で学んだこと、最も困難だった時期をどのように乗り越えたのか、どのようにして幸せと心の安らぎを手に入れたのかを相手から聞き出し、その体験を視聴者と結びつけようとする。

彼女は常に、自分の学びや成功・失敗のプロセス、途中で希望や幸せを捨てない方法を共有する。今も何百万もの人が、途方に暮れているときや苦しい状況に直面したとき、オプラの助言やインスピレーション、励ましを求めている。

オプラは、自身のさまざまな知恵や優れた人物との対談を通し、何百万人もの視聴者が自分の好きな人生を生き、夢を追求する勇気が持てるように力づけてきた。伝説的なトーク番組の司会者、オプラのアドバイスは多過ぎてここには収まりきらないほどだが、今回はその中でも、彼女がキャリアを通して共有してきた10の最高のアドバイスを紹介する。

1. 常に全力を尽くす

オプラはよく、幸運の定義は準備と機会が重なるとき、と述べる。「私の哲学は、自分の人生の責任は自分自身にある、ということだけではなく、今この瞬間にできる限りのことをすれば次の瞬間には最高の場所にたどりける、というもの」と話している。

2. 人はすべてを手にできる。ただ、一度にはできないというだけ。

彼女は米誌ピープルに対し、自身が広報担当を務める米ダイエットプログラム大手ウェイト・ウォッチャーズ(Weight Watchers)との連携や、体重と栄養素の管理方法について語っている。議題がバランスに及ぶと、彼女は「好きなものは何でも食べることができるが、一度には食べることができないだけ」と語った。

3. 人が本当の姿を見せたときは、それを信じる

彼女が多くのインタビューで口にするのが、アフリカ系米国人作家で公民権運動家のマヤ・アンジェロウから受けた次のアドバイスだ。「人が本当の姿を見せたときは、最初からそれを信じなければならない。問題は、この教訓を学ぶのに29回かかること」

4. 自分に合うものを見つける

スタンフォード大学経営大学院でスピーチしたオプラは「自分の個性を目的と一致させること。そうすれば、誰もあなたを邪魔することはできない」と語った。
次ページ > 「毎日がやり直しのチャンス」

編集=遠藤宗生

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事