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2017.01.16

世界が注目! 期待のスタートアップ日本の50社

日本のスタートアップ50社のロゴ(一部抜粋)


■エルピクセル

東大発、生命科学領域に特化した画像解析ベンチャー。AIの画像解析によるがんの検出など、研究・臨床の現場を効率化する。

創業者:島原佑基
創業年:2014.3
資金調達:ジャフコ、Mistletoe、東レエンジニアリングなどから約7億円

■ライフロボティクス

ピッキング用協働ロボット「CORO」を開発。独自技術により「肘」をなくすことで、狭い空間でも作業員と安全に作業できる。

創業者:尹 祐根
創業年:2007.12
資金調達:グローバル・ブレイン、KODEN、日本テクノロジーベンチャーパートナーズなど

■スマートドライブ

デバイスを通して収集・解析された自動車のビッグデータを活用し、テレマティクス保険やフリートマネジメントなどを提供。

創業者:北川 烈
創業年:2013.10
資金調達:INCJ、ANRIなどから約8億円

手のひらサイズの小さなデバイスを自動車のハンドル下にある端子に接続するだけで、様々なデータを取得。解析アルゴリズムが、ドライバーの危険運転や非エコ運転などを検知し、ドライバーに知らせ、安全でエコな運転を支援していく。法人向けでは、GPS車両管理から安全運転支援まで一括管理サービスを提供。コネクテッドカー時代の新プラットフォームを構築。アクサ損害保険と業務提携もしている。

■ムジン

東大発、産業用ロボ向けの知能化ソフトウェアを開発。人による個別動作設定の手間をなくし「止まらない工場」を実現する。

創業者:Rosen Diankov、滝野一征
創業年:2011.7
資金調達:ジャフコ、UTECから約6億円

■スパイバー

世界で初となるクモ糸の人工合成による製品化に成功。ゴールドウィンとアウターウェア「MOON PARKA」を共同開発。

創業者:関山和秀
創業年:2007.9
資金調達:ゴールドウイン、東北イノベーションキャピタル、経産省などから約146億円

■マイクロ波化学

阪大発。マイクロ波技術を用いた「電子レンジのお化け」で、化学系工場の大幅なコストダウン&コンパクト化を実現。

創業者:吉野 巌
創業年:2007.8
資金調達:INCJ、UTEC、ジャフコ、NVCCなどから約32億円

■ゼノマ

伸縮性を持つ生地に配線と歪みを認識するセンサーを埋め込んでいる、IoTシャツ「e-skin」を開発。

創業者:網盛一郎
創業年:2015.11
資金調達:

東京大学研究室からのスピンオフ起業。ウェアラブル端末を内蔵したシャツ「e-skin」は専用カメラを必要としない身体センサーであり、自らの動作をディスプレイ内部のグラフィックへ反映できる。洗濯機でそのまま洗え、スポーツのフォーム改善、3Dキャラクターに命を吹き込むモーションキャプチャ、高齢者の見守りといった、幅広い分野での応用が期待されている。

■GLM

京大発・スポーツカー型EVベンチャー。モーターを含む「土台」と「ボディ」を分離でき、他メーカーのボディに着せ替え可。

創業者:小間裕康
創業年:2010.4
資金調達:UTEC、三菱UFJキャピタル、サウジアラビア政府ファンドなどから約25億円

■ラピュタ・ロボティクス

クラウド・ロボティクス技術やダイナミックス制御などの知財・ノウハウを用いて、マルチロボットシステムを開発。

創業者:Gajamohan Mohanarajah
創業年:2014.7
資金調達:ブイキューブ、SBIインベストメント、CYBERDINEなど

ロボット技術にクラウドコンピューティングを活用する“クラウド・ロボティクス”という新機軸のソフトウェア開発を行うスタートアップ。同技術により、ロボット本体に高度な演算処理能力やデータを持つ必要がなく、ロボットの低価格、軽量化を実現。世界最先端のロボット技術研究を行うチューリッヒ工科大学の「Raffaello D’Andrea研究室」の主要メンバーが日本で設立した。

■トリリウム

自動車をサイバー攻撃から守る、車内ネットワークを対象にした暗号化・認証セキュリティ「SecureCAR」を開発。

創業者:デイビッド・マイケル・ユーゼ
創業年:2014.7
資金調達:グローバル・ブレイン
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文=Forbes JAPAN編集部

この記事は 「Forbes JAPAN No.30 2017年1月号(2016/11/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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