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2017.01.11 08:00

今後の飛躍に期待! 「スタートアップ有望株」7社

スタートアップ有望株7社のロゴ

今後の活躍が期待できるスタートアップ有望株をフォーブスジャパンと「日本の起業家ランキング2017」評価委員が選定した。


■トレタ 中村仁

設立 : 2013年7月 従業員数 : 62名 資本金 : 20億8,130万円(資本準備金含む)

事業内容 : クラウド型飲食店向けの予約・顧客台帳サービス「トレタ」の開発・運営。POSレジとデータを連携し、オーダー履歴の収集・参照ができる「トレタPOSコネクト」で予約ツールから「経営プラットフォーム」への進化を図る。

選考理由 : 日本GDP7割を占めるサービス業の中でアナログ作業の多い外食産業。その課題解決を行い、業界最速の成長スピードで、国内市場シェア38%でトップに。シンガポール進出で成果を出し、東南アジア展開へ。バランスのとれた経営も評価。


■フーディソン 山本徹

設立 : 2013年4月 従業員数 : 57名 資本金 : 4億8,443万円

事業内容 : Web上の注文で新鮮な魚介類を飲食店に配送する「魚(うお)ポチ」の開発・運営、鮮魚小売店「sakana bacca」の展開。水産業界の活性化に貢献すべく、ITの活用で水産流通のプラットフォームを再構
築する。

選考理由 : 「水産のグローバルマーケットプレイスを提供」をビジョンに1.鮮魚小売店、2.飲食店向けEコマース、3.産地PR、4.業務支援システム、5.消費者教育に取り組む。エムスリー創業者谷村格、エス・エム・エス創業者諸藤周平が社外取締役を務める。


■ABEJA 岡田陽介

設立 : 2012年9月 従業員数 : 40名 資本金 : 10億946万円(資本準備金含む)

事業内容 : ディープラーニングを活用し様々な情報を収集・解析・可視化するクラウドサービス「ABEJA Platform」を小売り・流通業界を中心に展開。全国100店舗以上で店舗運営の改善に関するソリューションを提供する。

選考理由 : 「勘と経験」に頼っていた小売業に、来店者数、顧客属性など店舗内のデータ取得から解析、可視化までを一手に行うクラウドサービス。若い経営陣だが、高い技術力、開発チームとともに、徹底的に小売店のニーズに沿ったビジネスを展開。
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編集 = Forbes JAPAN 編集部

この記事は 「Forbes JAPAN No.30 2017年1月号(2016/11/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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