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Analyzing tech stocks through the prism of cultural change.

Photo by Sean Gallup/Getty Images

2011年、フェイスブックは急増し続けるデータ管理コストに頭を悩ませていた。そこで同社は、データセンターの利用法と構築法を変えることにした。

それは抜本的な改革だった。当時インフラ担当だったジョナサン・ハイリガーが思いついた“名案”は、フェイスブックが自社のデータセンターのハードウェア仕様をオープンソース化するというものだった。彼はこれをオープン・コンピュ―ト・プロジェクト(OCP)と名づけた。

これは主流の考え方ではなかった。フェイスブックのようなテクノロジー大手を含め多くの企業は、ヒューレット・パッカードやデル、シスコ・システムズのような企業から機器を購入していた。そして各種機器をつなぎ、その組み合わせで需要の増大にも十分に対応していけることを祈っていた。ある種のばくちだ。ハイリガーのアイデアは、そのモデルを覆すものだった。

だが理にかなったアイデアではあった。オープンソース化されたリナックス(Linux)は既に、企業向けソフトウェアの開発に革命を起こしており、アンドロイドも携帯電話の開発に革命を起こしていた。ハイリガーのアイデアは、コストがかかり、なぜかエネルギー効率が悪いデータセンターのハードウェアに同レベルの革新を起こすというものだった。

加えてフェイスブックはハードウェア分野で他社と競合関係になかったため、オープンソース化しても競争上の優位性を放棄することにはならなかった。

編集=森 美歩

 

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