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テクノロジー、eコマース担当ライター。

フィル・ナイト (Rob Tringali / Getty Images)

ナイキ創業者で会長のフィル・ナイトは2月24日、米スタンフォード大学と共同で、大学院生を対象とした7億5,000万ドル(約845億9,000万円)の奨学プログラム基金を設立すると発表した。これは、英オックスフォード大学のローズ奨学制度に倣ったものだ。

スタンフォード大学ビジネススクール出身のナイトは、この「ナイト・ヘネシー奨学プログラム」に4億ドル(約451億2,000万円)を寄付する。同プログラムは、間もなくスタンフォード大学学長を退任予定のジョン・ヘネシーが指揮を執ることになっている。ナイトの寄付は昨年、ハーバード大学エンジニアリング・スクールに同じく4億ドルを寄付したヘッジファンドマネージャーでビリオネアのジョン・ポールソンに続くものだ。

「これまで学長を務めてきた15年間、私は多くの寄付金を集めてきましたが、これほど短い期間にこれほど多くの額が集まったのは初めてです」と、ヘネシーは24日に行ったナイトとの記者会見で語った。

毎年100名の奨学生をリーダーとして育成

ヘネシーは今年9月、16年にわたるスタンフォード大学学長の地位を退き、同プログラムの初代理事長に就任する。毎年各大学から推薦を受けた100名の学生が、奨学生として迎えられるこのプログラムはスタンフォード大学が全面的に出資し、奨学生らは3年間、同大学に属する7つの大学院の専門分野をまたいだ学際的な教育課程で学ぶことができる。

ヘネシーの後任として第11代スタンフォード大学学長に就任することが決まった神経科学者のMarc Tessier-Lavigneは、「ローズ奨学制度の恩恵を受けた私は、広範囲にわたる知識を授け、世界中から集まる優秀な学生たちと切磋琢磨できる環境を提供するこうしたプログラムがいかに貴重なものであるか、証言できます」と述べた。

同大学によれば、基金のうち80%は奨学生への学資援助に充てられる。基金への寄付は他にも、同大学の卒業生ロバート・キング夫妻からの1億ドル(約112億8,000万円)、プライベート・エクイティ投資会社General Atlanticのスティーブ・デニング会長夫妻からの5,000万ドル(約56億4,000万円)なども含まれている。

編集=上田裕資

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