2025年も続く物価高騰の影響で、多くの消費者が「買い物」に慎重になっている。そうした中、インテリアの循環型エコシステムを提供する株式会社クラスが、「家具・家電の購入経験に関する調査」を実施した。結果からは、家具・家電選びに「後悔した経験がある」人が多いことが明らかになった。
【調査概要】
調査期間:2025年2月15日(土)
調査方法:インターネット調査(調査機関:Freeasy)
調査地域:CLASサービス提供地域(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府・京都府・兵庫県)
調査対象:18~49歳の男女
サンプル数:1000人
家具・家電購入で後悔する理由
調査結果によると、約3割の人が「家具・家電を買って後悔した経験がある」と回答。その理由としてもっとも多かったのは「使い勝手が悪かった」、次いで「買っても使わなかった」「初期不良(すぐに壊れてしまったなど)」が続いた。

使い勝手以外にも、サイズのミスマッチや購入前後のイメージの違いなど、実際に部屋に配置してみなければわからない部分での後悔も目立つ。大型の家具・家電は一度購入すると返品が難しいケースが多いため、これも後悔を生む一因になっているのではないか。
後悔する割合は男性の方が高い
男女別で比較すると、男性の33.6%が「買って後悔した」と回答し、女性の25.6%を上回った。特に40代男性では49.3%と、約半数が後悔を経験。仮説を立てるならば、家具・家電の購入における「衝動買い」の傾向が男性の方が強いということだろうか。
