3. 有意義な人脈がない
味方がいれば、仕事は違うものになる。本物の関係性を築いている同僚や上司を一人も挙げられないとしたら、それはもったいないことだ。信頼できるネットワークとは、仕事の紹介だけが目的ではない。アドバイスや斬新なアイデアがほしいとき、そして「愚痴を聞いてほしい」ときに頼ることができる仲間だ。そうしたつながりがないと、行き詰まりを感じやすくなり、レベルアップのチャンスを逃すことになる。
信頼できる人々が身近にいると、仕事は給料以上のものになる。職場はアイデアが浮かぶ場所になり、成長が自然に感じられる。人間関係は、前進するための鍵だ。人間関係がなければ、自分でも気づかないうちに自分を抑え付けてしまうことになりかねない。
軌道修正の方法:今こそ積極的にアピールすべきときだ。強固な人脈があれば、ループから抜け出し、次の大きなチャンスをつかむことができる。まずはシンプルに、元同僚やメンターにメッセージを送ったり、バーチャルなコーヒーチャットに誘ったりしてみよう。
大規模なネットワーキングイベントには抵抗がある? ──でも大丈夫。まずは小規模な集まりに参加したり、LinkedIn(リンクトイン)で、業界関係者の会話に加わったりしてみよう。職場でも関係構築に努めよう。チームのイベントに参加したり、部門横断的なプロジェクトの一員になったり、同僚と1対1で過ごしたりしてみるといい。目的は、無理に友人をつくることではなく、信頼やサポート、成長が自然に生まれる環境を構築することだ。
行き詰まりを感じることは誰でもあるが、その状態が続いたら、その先はあなた次第だ。兆候を早期発見し、行動を起こし、動き出してみよう。次の大きなチャンスは、あなたが考えているより近くにあるかもしれない。健闘を祈る!