フィンランドのOSINT(オープンソース・インテリジェンス)グループ、ブラックバード・グループのアナリスト、エミール・カステヘルミは、ロシア側はクルスク州からウクライナ軍を駆逐するまでどのような交渉も開始しないと明言していると述べ、「そのために、ウクライナ側に支配されている領土の大きさや性質からすると不必要に硬直した政治的立場に縛られている」と続けている。
クルスク州にいるウクライナ軍は、ロシア軍が攻撃してくることを知っている。そして、ロシア軍がどのように、どこで、普通いつ攻撃してくるかもわかっている。ウクライナ側がすべきことは、地雷を敷設し、大砲の照準を合わせ、ドローンを発進させ、ミサイル発射機を配置し、あとは、避けられない攻撃を待つことだけだ。
(forbes.com 原文)