欧州

2024.10.19 10:00

ロ軍兵員輸送車、ウクライナ軍の戦車に向かっていき15mの至近距離で撃破される

ロシア軍のBTR-82装甲兵員輸送車。2018年8月、モスクワ州アラビノ(ID1974 / Shutterstock.com)

煙を上げる車両からさらに2人のロシア兵が降りたあと、そのそばで自爆ドローンか擲弾(てきだん)とみられる爆発物が爆発する。2人は前の1人とは反対の方向にそそくさと走り去っている。
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その後、後ろ側の戦車がロシア軍の装甲兵員輸送車に向けて125mm弾をもう1発撃ち込んでいる。ハートリングも言うように戦車はすでに破壊されていたので、これは余分な攻撃だった。

この小競り合いは、ウクライナ軍がクルスク州に侵攻してから2カ月あまり経過し、ロシア軍が突出部の西側を中心に反撃に出ている現在、両軍の間で繰り広げられている数多くの戦闘のひとつにすぎない。両軍の部隊は混沌としたせめぎ合いが続くなか、入り乱れて戦っている。

前線は流動的で予断を許さない状況になっており、先週にはゼリョーヌイ・シュリャフ村付近で、普通は第一線の後方にいるはずのウクライナ軍のドローンチームがロシア軍の海軍歩兵部隊に制圧される事態にもなった。
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このロシア軍部隊はウクライナ軍のドローン操縦士9人を下着姿にしたうえで処刑し、ウクライナ軍の空挺部隊による血なまぐさい報復作戦を招いている。

forbes.com 原文

翻訳・編集=江戸伸禎

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