シャヘドは以前は非常に低高度で飛来してきていたが、ウクライナ側が機動防空グループを多数配備するようになったことから、現在は目標に接近するまでは高高度を飛行するようになっている。そのため、高価なミサイルか、ヘリコプターなどの航空機でしか迎撃できない。
Another video of a Russian Shahed-series OWA-UAV being downed by a Ukrainian Mil Mi-8 helicopter flying in the close proximity of it.
— Status-6 (Military & Conflict News) (@Archer83Able) August 27, 2024
After being hit with (presumably) one of the Mil Mi-8's side-mounted PK machine guns, the Shahed drone could've been seen falling into the water. pic.twitter.com/dmaNYKp64L
ショッピングモール生まれの「イタルマス」
本誌が2023年8月に報じたとおり、ロシアのドローンメーカー、アエロスカン(Aersocan)はロシア西部イジェフスク市内のショッピングモール「イタルマス」を買収し、テナントをすべて追い払ってドローン工場に変えた。航続距離が200kmを超える徘徊弾薬と説明されている新型機「イズデリエ54」(イズデリエはロシア語で「製品」の意味)用の生産施設とみられる。アエロスカンの系列会社であるザラが手がけるランセット戦術自爆ドローンの「イズデリエ52」型と「イズデリエ53」型は大きな成功を収めている。また、「イズデリエ55」はジャミング(電波妨害)に耐えられると謳われている。51/ Russia's Aeroscan Defense Enterprise has announced a new "Product-54"(«Изделие 54») - a long-range kamikaze drone undergoing testing. https://t.co/nt9vu8DL3z pic.twitter.com/gaU0Pbct37
— Samuel Bendett (@sambendett) August 17, 2023