A video reportedly showing Defenders of the 501st Separate Marine Infantry Battalion dropping a Russian flag on the ground in Kursk region of Russia has appeared online.
— Anton Gerashchenko (@Gerashchenko_en) August 18, 2024
It is reported that another settlement has been liberated - the village of Apanasovka in the Korenevsky… pic.twitter.com/ncqVIlihXS
第501海兵大隊は、2014年にロシア軍がウクライナ南部クリミア半島に侵攻してきたとき、この戦略的に重要な半島の守備隊に所属していた。だが、兵力に劣る守備隊が撤退を余儀なくされた際に、同行した大隊員はわずか64人だった。数百人ともみられる残りの大隊員は自発的にクリミアにとどまり、事実上、占領者のロシア側についた。
ウクライナ国防省は第501海兵大隊を再建する。8年後、ロシア軍がウクライナに対する全面侵攻を始めた直後、第501海兵大隊はアゾフ海に面する都市マリウポリの守備隊に加わった。
ロシア軍はマリウポリを包囲し、守備隊と民間人を容赦なく餓えさせ、爆撃した。総勢2000人あまりの守備隊主力は3カ月持ちこたえ、最終的にアゾウスタリ(アゾフスタリ)製鉄所に立てこもったが、2022年5月下旬、糧食や弾薬、医薬品が底をつき、ついに投降した。
最後まで抵抗した部隊に第501海兵大隊は含まれていなかった。同大隊は、マリウポリが陥落する1カ月半程前の4月上旬に投降していた。
近傍の部隊と調整もせず、第501海兵大隊の大隊員およそ270人は陣地と武器を放棄し、ロシア側の捕虜になった。コスチャンティン・ベズスメルトニー大隊長(大尉)は集団投降後、ロシア国営メディアに「われわれは犠牲と流血を避けたい。人が死ぬのを見るのにうんざりしている」と語っている。