次の大型契約はそれから1年あまりたった今年5月、シーカー(目標の探知・追尾装置)を改良したJDAM-ERを対象としたものだった。
西側の支援国からウクライナに供与される滑空爆弾は当面、多くても月に200〜300発になる可能性が高い。ウクライナ軍の滑空爆弾使用数はロシア軍の10分の1にとどまりそうだ。
ロシア軍が滑空爆弾攻撃でウクライナ軍を凌駕しているのは、戦闘機や爆撃機の保有数が多いからではない。滑空誘導キットの生産数がウクライナ側の調達数をはるかに上回っているからだ。
(forbes.com 原文)