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2024.02.01 11:00

H&Mが突然のCEO交代を発表、売上と株価の低迷で

(c)H&M

H&Mの第4四半期の営業利益率は7.2%で、前四半期の7.8%から低下した。H&Mは以前、目標を10%としていたが、1月31日にはその目標は「野心的」なものだとした。
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第1四半期の始まりである12月1日から1月29日までの売上高は、現地通貨ベースで前年同期比4%減。前年同期は同5%増だった。第4四半期の売上高も同4%減と、市場の予想を上回る減少幅だった。

第4四半期の営業利益は4億1540万ドル(約610億円)。前年同期の7880万ドル(約115億円)から増加したが、決算発表前の英ロンドン証券取引所グループ(LSEG)の世論調査でアナリストが予想した約4億3900万ドル(約645億円)を下回った。

H&Mの会長で創業者アーリン・パーソンの孫のカール・ヨハン・パーソンは、同社は今年「さらなる改善を行うための良い条件」を整えた確固たる状況にあると述べた。

今後の戦略

ヘルメルソンは退任のコメントで、H&Mは2023年に長期的な目標に向けて重要な一歩を踏み出したと述べた。
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「サプライチェーンを改善する取り組みと、購買コストに影響を与える外部要因の継続的な正常化により、粗利益率が向上した。また、コスト管理や収益性、在庫生産性の向上に注力した結果、キャッシュフローも改善し、事業への再投資を増やすことができた」と説明。「第4四半期の初めは、欧州のいくつかの重要な市場で異常な猛暑に見舞われた。10月中旬からは例年どおりの天候となって売上も回復し、ラインナップは好評を博した」とも指摘した。

同社によると、今後は既存店舗への投資をさらに加速させると同時に継続的な収益性と成長を確保する。一方で、傘下ブランド(COS、Monki、Weekday、 Other Stories、Arket)の事業は引き続き順調で、特にCOS、Arket、Weekdayが好調という。新たな成長と事業に関しては、古着の需要が増加し続ける中、欧州の24市場でSellpyが成長しているとした。

forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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