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2023.10.22 14:00

カルチャーは「二極化」の万能薬にはならないが、良いきっかけにはなる

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カルチャーはこうした二極化と世界的分裂を解決できるだろうか?

リバモアは「カルチャーがすべてを説明するものでも、答えになるものでもないと思います」という。「カルチャーの重要性を訴えようとするときに、私たちはカルチャーがすべてを解決するわけではないという事実を軽視してしまうことがあると思います。本当に悪い行動や稚拙なビジネス上の決断を、カルチャーのせいにして言い訳することはできません」
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リバモアは「私は、カルチャーは『これが唯一のものだ』ということなく、擁護できるものだと思っています」とさらに説明した。ビジネスは、カルチャーそれ自体のためだけでなく、より大きなビジネスの目標と使命の中でカルチャーを理解しようとするべきだ。「組織にはカルチャーを超えて存在する理由があります」とリバモアはいう。

リバモアは「強いカルチャーが自動的に国際的な成功につながると思われることもありますが、時には逆効果になることもあります」と警告する。彼は、ローカルなカルチャーがグローバルに広まらない例として、グーグルの有名な20%ルールを挙げる。「リスクを嫌い、ヒエラルキーを好むアジア太平洋地域では、その20%の余分な時間をどう使うべきか、誰もわからなかったのです」

カルチュラル・インテリジェンスなビジネスの構築

リバモアは、リーダーがより文化的にインテリジェントになることを支援することに仕事の大部分を捧げている。このカルチュラル・インテリジェンスを彼は「CQ」と呼んでいる。多くのリーダーは、文化的インテリジェンスの構築をスキップして、感情的インテリジェンスから始めたいと考えているが、リバモアはそれは間違いだという。「自分自身の文脈の中で、自己認識ができず感情的な状況を読み取ることができなければ、異文化の中でやっていけるとは思えません」

成功への道は、カルチャーの多面性を認識し、多様性を受け入れ、変革を受け入れることにある。
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forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

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