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2. NBAオールスターウィークエンド
2月18日〜2月20日(現地17日〜19日)に開催されるのがNBAオールスターウィークエンドです。前回しゃっくが書いたように、選抜された若手選手中心のライジングスターズ、スリーポイントコンテスト、ダンクコンテスト、NBAのスーパースターが集まったオールスターが開催されます。トレードデッドラインを終え、オールスターが終わればいよいよシーズン終盤戦へ。
まさに今がこの時期ですが、各チームがプレーオフ進出に向け最後の追い込みをかけています。そして82試合を戦った後勝敗に応じてイースト、ウエストの各カンファレンスで順位を決めます。その後、各カンファレンスの勝率上位6チームと各カンファレンスで「プレーイン・トーナメント」を勝ち抜いた2チームの合計8チームがプレーオフへ進出できます。
プレーオフとプレーイン・トーナメントとは
NBAのプレーオフは4月中旬にスタートします。そこから優勝チームを決めるNBAファイナルが終わるのは最長で6月中旬まであるため、この約2カ月は特に激アツな毎日です。
プレーオフは先述した通り、勝率上位6チームは無条件で進出できますが、勝率上位7〜10位の4チームはプレーイン・トーナメントを勝ち抜く必要があります。
プレーイン・トーナメントとは1戦のみ戦い、勝敗が決まるフォーマットで毎年大盛り上がりです。
実はプレーイン・トーナメントという制度は2020−21シーズンから導入された新しい制度です。プレーインが導入された背景は、「レギュラーシーズンの最後まで各チームが真剣に試合を行い、ファンを熱狂させる」という側面が大きいです。
従来のルールだと、レギュラーシーズンの終盤戦になると各カンファレンスの10位以下のチームは主力選手を休ませたりしていました。これは、あえて順位を下げてドラフト指名権が高くなるように考えたり、主力選手に怪我をさせないためなど要因はありますが、ファンが最後まで楽しめないという問題が起きていました。
しかし、10位までプレーオフの出場可能性があるとなれば、下記のチームも最後まで諦める事なくプレイし、ファンを楽しませることもできるとNBA側が考えたのです。