NBAの1年は飽きることなし!ファン熱狂、年間スケジュールを解説

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こんにちは!YouTubeでNBAバラエティ「素人NBA」を運営しているまっつんです。2000年からNBAを見始め、大のレイカーズファンです。最近レイカーズが絶好調なので毎日気分が良かったのですが、レブロン・ジェームズの長期欠場が決まり、一気にどん底に突き落とされました。厳しいですがチーム一丸で頑張ってほしいところです。


今回は、玄人まっつんがお送りします。

今回は、玄人まっつんがお送りします。



超過密!NBAの驚きの年間スケジュール

NBAでは現在シーズン終盤戦が繰り広げられていますが、シーズンが終わればすぐプレーオフ、その後はドラフトなど1年通して注目のイベントが盛りだくさんです。今回は2022-2023シーズンを参考にNBAの年間スケジュールについて主なイベントを中心にお伝えしていきたいと思います。

レギュラーシーズン開幕

NBAでは毎年10月後半からレギュラーシーズンがスタートします。

2022-2023シーズンは10月19日(現地10月18日)に開幕しました。ここから翌年4月中盤までの約6カ月間で各チーム82試合(ホーム41試合、アウェイ41試合)が行われます。ちなみにアメリカの4大プロスポーツの中ではNBAは2番目にレギュラーシーズンの試合数が多いです。

MLB:162試合(野球)
NBA:82試合(バスケ)
NHL:82試合(ホッケー)
NFL:17試合(アメリカンフットボール)

レイカーズ レブロン・ジェームズ(#6)(Getty Images)

レイカーズのレブロン・ジェームズ(#6)(Getty Images)


余談ですが、NBAの試合数の多さについては賛否両論で、近年試合数を削減するべきという声も広がっています。

シーズン中は連戦も頻繁に行われ、アウェイ2連戦の場合、試合後にフライトで次の開催地まで移動し、24時間以内に試合が開催されるほど過密な日程だからです。

実際、2021-2022年優勝チームのゴールデンステイトウォリアーズの監督スティーブ・カーは、10試合削減することを望んでいると言われています。

ファンとしては試合数が少なくなることは残念ですが、現在の過密スケジュールが怪我の原因に繋がっていることは間違いないので変更することには賛成です。そんな2、3日に1回は試合が開催される大忙しのレギュラーシーズンですが、その合間でファンにとっては楽しいイベントが主に2つあります。

1. トレードデッドライン

NBAではシーズン中に契約下の選手を他チームにトレードできる期限日が設けられています。この期限を過ぎるとシーズン中のトレードはできなくなるので、直前にはかなり多くの選手が動きます。日本のコアなNBAファンは速報を見逃さないように、深夜から明朝まで寝ずに情報を追って、NBAファン同士で盛り上がったりすることも。
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文=まっつん(松村英彦)

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