モノを愛する私が「捨てない片付け」をやってみた #ポジティブチャレンジ

Forbes JAPAN #ポジティブチャレンジ (サムネイルデザイン=高田尚弥)


実は書類もかなり処分したので、30kgのゴミ袋が3袋分に。それでもまだ以下のように整理しきれていません。1日3時間の目安を大幅に超えて、4、5時間やってしまったので、この日はこれで終わり。連休のうちに、書類整理と洋服の衣替え、整理も進めようと思います。

片付け前の書類など
連休に整理する書類など。次こそ30分の片付けサイクルを回していきたい

書類について、米田さんは「手元に残しておきたいのはお手紙くらいじゃないでしょうか。あとはなるべくデータに切り替えることをお勧めします。機密情報でなければ、スキャンは外部のサービスにお願いしても良いでしょう」と助言します。

リモートワークと連休中にオススメの片づけ法


新型コロナウイルス対策によって、リモートワークが推進されて家で仕事をする人も多いでしょう。そこでは、整理の観点からどんなことを気をつけると良いのでしょうか。

米田さんは「デスクの上は毎日ゼロにすること」と言います。書類だけでなく、文房具やペン立てを机の上に置かずに、手の届きやすいキャビネットなどを置くのもお勧めしています。

家族と一緒に暮らしている人向けには「生活音や導線が重なってきになる人も多いと思います。その場合は、立ち入ってほしくない領域を決めておき、ラグマットや家具を置くと良いです。また会議中は赤い付箋を貼るなど、物理的に見える化することでテリトリーを決めましょう」と呼び掛けています。

オンライン取材に答える米田まりなさん
オンライン取材で、自身のデスク周りについて紹介する米田さん

そんな中で、米田さんは「ヘルシーな家づくり」を提案しています。それは稼働率を大切にしている、ということ。物流倉庫の在庫回転率のように、物がどれほどあるかを把握し、手に届きやすい場所(ハンディゾーン)と届かない場所(バックヤード)を区別することで、限られた空間をうまく活用し、風通しの良い家にする、といった考え方です。

連休中に片づけをしよう、と思ったみなさんに米田さんからアドバイスです。

「時間があると一日中、片づけをしてしまいがちです。モノへの愛情があると時間がかかって、なおさらそうなります。ですが連休は5日間あるので、洗濯を回している間だけなど、毎日30分ずつ設定してみてください。まず、自分の家の写真を撮るだけはやってほしいなと思います。目障りな割に使わないモノだけでも、ぜひ整理してみてくださいね」

次回は、男性エディターが、ある無料のオンライン学習に挑戦してみます。せっかく家にいる時間が長いので、少しでも前向きに有意義に過ごせますように。そんな願いを込めて、Forbes JAPAN Webではこれから4日間、「#ポジティブチャレンジ」を展開していきます。

文=督あかり

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