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2020.02.24 20:00

小6の宇多田ヒカルも突破できなかった、お〜いお茶新俳句大賞の超難関

新俳句が書かれたペットボトル


4. 先生も 大賞とるし 生徒もね



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2014年の第25回新俳句大賞で、最高位賞である文部科学大臣賞を受賞した竹岡佐緒里は愛知県立幸田高校で国語の先生として、生徒たちに俳句の指導をしていた。竹岡が大賞を受賞したのはこの作品だ。

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竹岡が受賞した文部科学大臣賞の授賞式は伊藤園のはからいで学校の体育館に大臣を招いてサプライズで行われた。異例の授賞式に学校中が喜んだ。
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彼女は学生時代にに3年連続入賞・入選した経験もある。そのうちの1回は佳作特別賞を受賞してペットボトルで作品が発表されている。それ以来、月に10句は創作するほど俳句にのめり込んだ。

学校の先生になってからも、熱心に自分の生徒たちに俳句を指導してきた。今までに新俳句大賞で入賞・入選者を34人も出している。その中でも教え子である野球部の高校生、吉村博記が第22回、高校生の部の大賞を受賞したのだ。国語が苦手だった野球部の生徒を見事に俳句の世界へと導いた。彼が受賞した作品がこちら。

稲を刈る 僕の頭は 三分刈り

5. 審査員 俳人以外の 目も大事 



最終審査会の様子(写真=伊藤園)

新俳句の最初の募集が始まった時にはすでに4万4000句の応募があったほど、始めから人気の大会だった。しかし、当時は30年続くとは想像していなかったという。今では当たり前となっている、学校による団体応募もすでに2校あった。英語で応募する人もいたので、2回目から英語の部門を設けた。居住地域も問わないため、今までに84カ国からの応募がある。
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文=井土亜梨沙、写真=小田駿一

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