ここでは、成功者の間で非常によく見られる8つの小さな習慣を紹介する。興味深いことに、こうした習慣は実はそれほど直感的なものではない。
1. 一貫性を持つ
大成功を収める人は、一般的に大きなリスクを負うことをいとわないとされる。しかし成功者は、物事に関するアプローチがとても一貫していて、慎重で注意深いことが多い。ビジネスに関しては特にそうだ。成功者のスケジュールや服装、食事が非常に一貫しているのは、規則性を作り出して「フロー状態(そのときしていることに完全に没頭している状態)」を生み、不必要な意思決定を減らす必要があるためだ。
2. 小さな決断をなくす
私たちは、朝起きた瞬間から全てのことにエネルギーを費やす。その日に着る服を決めることから朝食の準備、子どもの朝のルーティンや通勤など、まさに全てのものにエネルギーが奪われ、1日の終わりには力尽きた状態になる。成功を収める人は、管理すべきは時間ではなくエネルギーだと理解している。そのため、小さな決断をできる限り多く排除しようとする。つまり、成功する人は毎日同じ時間に同じものを食べ、同じものを着て、同じことをすることが多い。
3. 常に一番になろうとせず、学ぶ姿勢を忘れない
全ての場面で自分が一番になる必要はない。自分が何においても一番だと信じている場合、あなたは優越コンプレックスのようなものを患っているか、何らかの形で自分を脅かす存在から無意識に自分を引き離そうとしている。これはどちらも健全な状態ではなく、人生の役に立たない。成功を収める人は競争者を仲間に変えるものだ。こうした人は、自分よりも頭が良くて高いスキルを持つ経験豊富な人から学び、永遠に生徒のままでいる。
4. 問題が起きる前に解決する
大きな成功を収める人は、現実を無視しない。好ましくない状況を引き起こすものを避けず、そうした状況が生じたときには効果的に切り抜ける方法を学ぶものだ。緊急時の行動計画を維持し、事前に問題になりそうなことを特定し、それに従って対応する。成功者は責任を持ち、事前に考えるものだ。