閉じる

PICK UP

I write about bringing life to work and bringing work to life.

fizkes / shutterstock.com

以下は読者のノラから寄せられた便りと、私からの回答だ。



私はこのコラムがおおむね好きですが、「上司に自分の秘密を話さないように」というアドバイスだけは例外です。

私はリーダーとして、部下が業務外で抱えている問題の手助けをするため、部下の状況を把握しておく必要があります。

以前、優秀な部下の成績が突然低下したことがありました。大きな懸念だったので、他の部下に様子を探らせたところ、どうやら恋人とひどい別れ方をして悩んでいるとのことでした。この情報のおかげで、大変な思いをしている部下をしばらくそっとしておくことができました。

部下をサポートするために、その私生活で何が起こっているかを知る必要があります。なぜ、部下のキャリアの成功に心を砕いている上司に私生活を知られてはだめ、などというアドバイスをするのですか?



ノラへ

あなたは部下のことを気にかけている、と言うが、あなたの便りはそれと矛盾している。

部下の生産性が落ちたことを心配していたはずが、個人的な問題で苦しんでいるのだと分かった途端に、そっとしておこうという気になったとのこと。もしあなたが部下を人として気にかけているなら、人には時に個人的な問題が起きるものだと考え、常にそっとしておくだろう。人間らしい対応をするために、部下のプライベートを詳細に知る必要はない。

業務外で何かあったのか尋ねるのではなく、「成績が少し下がっているようですね。それについて怒っているわけではなく、ただ助けになりたいと思っています。私はどうサポートすれば一番良いですか?」と聞けばいい。部下はプライベートでいくらでも問題を抱えている可能性がある。それが何なのか、あなたは知る必要はないのだ。

公正で信頼できる上司は決して、問題となっている部下のプライベートを別の部下に「探らせ」て報告させるようなことはしない。それは不快な裏切り行為で、リーダーのすることではない。

部下のプライベートを逐一知る必要がある、というのは、あなたがどんな部下の成績に対していだく懸念よりも深刻なリーダーシップ能力の欠如を示している。あなたの管理能力が大きく不足していることを示しているのだ。

チームとの信頼を気付きたいのなら、その方法は、人を使ってこっそり個人的な情報を聞き出し、そのゴシップを報告させることではありえない。部下のプライベートはあなたには関係のないこと。以下に、部下に決して頼んではいけないことを10点挙げる。

編集=遠藤宗生

記事が気に入ったら
いいね!しよう

LIKE @Forbesjapan

Forbesjapanを
フォローしよう

FOLLOW @Forbesjapan

あなたにおすすめ

合わせて読みたい