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1位の中国工商銀行 Photo by China Photos/Getty Images

フォーブスは5月25日、「世界の有力企業2000社ランキング(グローバル2000)」の2016年版を公開した。今年で14回目となる本ランキングは世界の公開企業(株式を公開している企業)を売上高、利益、資産、市場価値から総合的に評価するもの。

今年ランキングに入った企業は63か国からで、総売上高は65兆ドル、総利益は2.4兆ドル、資産総額は162兆ドル、時価総額は44兆ドルに達した。世界的な景気減速の影響を受け、企業の時価総額の合計は前年同期比8%のマイナスとなった。

今年も上位3社を中国の銀行(中国工商銀行、中国建設銀行、中国農業銀行)らが独占。トップの中国工商銀行は売上1,711億ドル(約19兆円)、企業価値1,980億ドル(約22兆円)を誇り、4年連続で首位に立っている。また6位にも中国銀行が入った。

4位には昨年の5位から一つ順位を上げて、米国のバークシャー・ハサウェイがランクイン。続いてJPモルガンが5位につけた。昨年12位だったアップルは8位に上昇し、上位10社圏内に帰り咲いた。iPhone の売上減速が伝えられる中でティム・クック率いるアップルは昨年2,330億ドル(約26兆円)の売上と530億ドル(約5.9兆円)の利益を生み出している。

原油相場の低迷を受け、エクソンモービルは昨年の7位から9位に下落。中国石油天然気(Petro China)も昨年の8位から17位に沈んでいる。

米中の企業らが並ぶトップ10のなかで、唯一日本から10位にランクインを果たしたのがトヨダだ。日本からは昨年IPOを果たした日本郵政が29位に入ったほか、三菱東京UFJ銀行(34位)、NTT(44位)、ソフトバンク(69位)、三井住友フィナンシャルグループ(70位)、本田技研工業(74位)、日産自動車(85位)らが上位100社圏内にランクインしている。

国別の企業数で見ると、多い順に米国(586社)、中国(249社)、日本(219社)、英国(92社)、韓国(67社)となっている。下記に上位10社の企業名、国籍、業種を掲載した。

1. 中国工商銀行/中国/銀行
 売上:1,711億ドル、企業価値:1,980億ドル

2. 中国建設銀行/中国/銀行
 売上:1,468億ドル、企業価値:1,628億ドル

3. 中国農業銀行/中国/銀行
 売上:1,319億ドル、企業価値:1,527億ドル

4. バークシャー・ハサウェイ/アメリカ/コングロマリット
 売上:2,108億ドル、企業価値:3,601億ドル

5. JPモルガン・チェース/アメリカ/金融業
 売上:999億ドル、企業価値:2,342億ドル

6. 中国銀行/中国/銀行
 売上:1,220億ドル、企業価値:1,430億ドル

7. ウェルズ・ファーゴ/アメリカ/銀行
 売上914億ドル、企業価値:2,560億ドル

8. アップル/アメリカ/テクノロジー
 売上:2,330億ドル、企業価値:5,860億ドル

9. エクソンモービル/アメリカ/石油・ガス
 売上:2,368億ドル、企業価値:3,633億ドル

10. トヨタ/日本/自動車メーカー
 売上:2,358億ドル、企業価値:1,770億ドル

編集=上田裕資

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