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2016.05.14 09:00

八ヶ岳の「日本一の朝」には理由がある!

日照時間日本一、母親の胎内の圧力と類似しているといわれる標高1,000mの高原地帯。八ヶ岳の朝がどこよりも気持ちいい理由だ。

起業家から、NPO、大学、老舗企業まで、住民総出の街づくり。あなたの街でも、すぐに真似できるモデルがあるかもしれない。全国23拠点を持つトーマツベンチャーサポートからの協力を得て編集部で厳選した、今、最もおもしろい地方のアイデア集。今回は山梨県から。

「日本一の朝」には理由がある!

日照時間日本一、母親の胎内の圧力と類似しているといわれる標高1,000mの高原地帯。八ヶ岳の朝がどこよりも気持ちいい理由だ。

誰もいないスキー場で一滑りした後、熱々の珈琲を飲む。カヤックを浮かべ、のんびりと本を読む。「自分が地元の魅力を感じたまま、アイデアにした」と発案者の佐久間寿夫は語る。

2007年頃、閑散期の観光客誘致に悩む地元の人たちに提案したのが「朝」。時間を横軸に、すでに地元で活動を行っている企業や個人をつなげた。

三菱地所が本プロジェクトを参考に「丸の内朝大学」を開講するも、「八ヶ岳が本家本元」と佐久間。継続的成功の理由は冒頭に述べたような「誰もが納得できる理由」があるからかもしれない。

日本一の朝プロジェクト@山梨県北杜市
北杜市でイベントや地域誌『八ヶ岳デイズ』のエグゼクティブ・プロデューサーを務める佐久間寿夫(エフ・マジック、8peaks代表)が発案、同氏が代表を務めるNPO法人NAPが運営。


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フォーブス ジャパン編集部 = 文

この記事は 「Forbes JAPAN No.22 2016年5月号(2016/03/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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